大衆的な体育組織一体連
体育活動は国と民族の精神的、肉体的力を発揮させるうえで重要な役割を果たす。そのため、いかなる国、いかなる民族であっても体育を重視し、その発展に大きな力を注いでいる。
  祖国を離れ、異国日本で生活している在日同胞の場合、体育を発展させることは単に体力を向上させるだけでなく、共和国の海外公民としての栄誉と自負心を高めるうえで、重要な意義を持つ。
  総聯は、在日同胞のなかで体育を大衆化、生活化し、体育活動をつうじて朝鮮民族の英知と気概を示し、広範な日本国民との親善を深めている。
  総聯の体育事業を発展させるうえで、在日本朝鮮人体育連合会(体連)は重要な役割を果たしている。
  在日同胞の大衆的な体育組織として1954年7月28日に結成された体連は、日本各地に様々な体育組織とサークルを作り、在日朝鮮体育人を結集し、彼らの技術、技量を絶えず高めている。
  また、体育の大衆化の水準を決定的に高め、これに広範な同胞を網羅することで、総聯組織の大衆的地盤を拡大強化し、同胞の健康を増進させるのに貢献している。
  体連は体育活動をつうじて、同胞の中で民族的団結を強化し、祖国統一を促進する活動、日本国民との親善交流を発展させるための活動でも、少なからぬ成果をあげている。