体協と種目別協会、体育団
総聯は在日同胞の中で体育活動を活発に繰り広げるため、体連の傘下に地方体育協会と種目別協会およびスポーツ選手団を組織している。
  体連は結成当時、3つの地方体育協会(大阪、京都、東京)を網羅し、各地に分散していた体育人を集めて、サッカー大会を開く程度の活動しかできなかった。それがこんにち、総聯の指導のもとに日本各地24都道府県の体育協会と15の中央的な種目別協会、100余のスポーツ選手団を擁する組織に発展し、自己の活動を活発に繰り広げている。
  中央的な種目別協会としては、サッカーをはじめ、バレーボール、バスケットボール、野球、卓球、テニス、ラグビー、ゴルフ、陸上、ボクシング、柔道、射撃、囲碁、登山、ウェイトリフティングなどの種目があり、地方にも多彩な競技協会、スポーツ選手団が組織されている。
  各地方のスポーツ選手団も、在日朝鮮蹴球団と同様に対外試合で活躍している。
  とくに、東京朝鮮蹴球団と大阪朝鮮ラグビー団、兵庫朝鮮バスケット団は、それぞれ、その地方で名を馳せている。
  金日成主席と金正日総書記は体育活動で功労を収めた体育人2人に、体育人としては最高の称号である人民体育人称号を、36人の体育人に功勲体育人称号を、そして100余人の体育人に体育名手の栄誉を与えた。