プロボクシングWBC世界スーパーフライ級チャンピオン 共和国人民体育人 洪昌守
在日同胞プロボクシング選手、洪昌守青年(26歳)は昨年8月27日に大阪府立体育館で行われた世界プロボクシング評議会(WBC)スーパーフライ級選手権試合で、南朝鮮の_仁柱選手の持つ選手権に挑戦。5度の防衛に成功した強者を圧倒し、世界の覇者となることで、共和国の海外公民たる在日同胞選手として初めてとなる快挙を成し遂げた。
  洪昌守選手は12年間民族教育を体系的に受け、東京朝高でボクシングを始めた。プロに転向した彼は、プロボクシング選手として活躍する一方、朝青大阪東成支部大成班班長として、愛国熱情を捧げているチュチェ朝鮮の立派な息子である。
  2000年8月27日、8千余人の観衆で埋め尽くされた大阪府立体育館では、5千余人の同胞応援団が見守る中、<KOREA IS ONE>と書かれたボクサーパンツ姿で、共和国旗を先頭に「海岸砲兵隊の歌」をバックに登場した彼は終始相手をリード。相手をダウンさせるなど、圧倒的に優勢な試合運びを展開し、3対0の判定で圧勝、世界プロボクシング選手権を奪った。
  勝利のリング上で、彼は共和国旗を力強くはためかせながら、共和国の海外体育人としての栄誉を全世界に轟かせた。
  また、「統一旗」を掲げて「朝鮮は一つだ」と力強く叫び、世界の人々に朝鮮民族の統一に対する熱望と意志を余すところなく示した。
  場内を埋め尽くした数多くの同胞は、共和国旗と「統一旗」をなびかせながら、思い切り「万歳!」を叫び、「われらの願いは統一」の歌を合唱しながら、感激に満ちた声で洪選手を暖かく祝福し、絶賛を送った。
  洪昌守選手は12月12日、日本の強豪として知られる名護選手との初防衛戦でも終始有利に試合を展開し、この時も3対0の判定で勝ち、名実共にプロボクシング王者としての地位を確固たるものにした。
  金正日総書記は昨年9月、世界プロボクシング王者、洪昌守選手の行為を高く評価し、共和国人民体育人称号と国旗勲章第1級を授与した。