コリアニュース №1013(2024.9.13) |
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「集団的な反朝鮮対決共助は地域の安全環境改善のための戦略的軸の形成強化を伴うことになる」
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朝鮮民主主義人民共和国外務省軍縮・平和研究所のスポークスマンが13日、次のような談話を発表した。
(以下全文)
10日、米国とその追従勢力が、第2回韓国-「国連軍司令部」構成国国防当局者会議なるものを開いた。
朝鮮半島で国連の看板が盗用された戦争機構、対決機構を活性化しようとする米国とその追従勢力の動きは、国際社会の深刻な憂慮をかき立てる事案だと言わざるを得ない。
数十年前、国際社会から解体宣告を受けた「国連軍司令部」の名義で、またも反朝鮮対決謀議がなされたこと自体、神聖な国連と国連憲章に対する冒瀆で、朝鮮半島での軍事的衝突をあおり立てる不法勢力が誰なのかを判別するもう一つの重大契機となる。
今回の会議後に採択された「共同声明」は、米国が様々な形態の侵略的性格の合同軍事演習に「国連軍司令部」の構成国を引き入れることによって、自国主導の戦争挑発計画に熟達させ、戦争遂行能力を実質的に向上させることに、本格的に取り掛かっているということを示している。
われわれは、米国とその追従勢力の対決的蠢動は、朝鮮半島と地域で安保不均衡を招き、戦争危機を高める危険極まりない政治的・軍事的挑発であると断定し、これを断固糾弾・排撃する。
「国連軍司令部」の拡大は、朝鮮半島と地域での軍事的緊張度を低めるのではなく、むしろアジア太平洋地域を新冷戦構図へとより深く追いやる結果だけを招く、「アジア版NATO」創設の前奏曲である。
「国連軍司令部」の活性化が、朝鮮民主主義人民共和国との軍事的対決に狂奔する韓国軍事ゴロツキどもの戦争意欲、対決狂気をさらにあおり立て、朝鮮半島での軍事的衝突の可能性をより増大させているという事実を勘案するとき、その危険性は絶対に看過することができない。
特に、米国の対朝鮮敵視政策に盲目的に追従して「国連軍司令部」復活の動きに複数の地域の国々が加担する場合、朝鮮半島地域での軍事的衝突は朝米間に限られず、必ず新たな世界大戦の発端になるであろう。
敵対国の戦争挑発意志を抑止、弱体化させられる戦略的力を絶えず向上させていくのは、国家の安全と地域の平和的発展のための必須の要求である。
米国とその追従国がくり広げる集団的な反朝鮮軍事対決騒動は、朝鮮半島と地域における力の不均衡を絶対に許さない正義の戦略的基軸の形成と強化を促進する動機、触媒として作用するであろう。
朝鮮民主主義人民共和国は、違法な戦争機構を発動し、朝鮮半島の平和と安定を破壊しようとする敵対勢力の無謀な対決的妄動を制圧・粉砕するための新たな戦略的対応を絶え間なく講じていくであろう。
(了)
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「NATOと代理勢力を反ロシア対決へあおり立てる米国こそ欧州が直面した重大脅威である」
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朝鮮民主主義人民共和国外務省の対外政策室長が13日、次のような談話を発表した。
(以下全文)
最近、米国務長官のブリンケンは、ロシア連邦と主権国家間の互恵と平等に基づいた協力を根拠もなくそしりながら、これを欧州に対する「威嚇」と罵倒する政治的挑発を行った。
これは、欧州諸国の「安保危機」を誇張し、現在のウクライナ事態の責任を第3者に転嫁することで、追従勢力を反ロシア戦線に一段としっかり結束させ、みずからの対決策動に「適法性」と連続性を付与しようとする米国の腹黒い下心をそのままに示している。
朝鮮民主主義人民共和国外務省は、米国の外交当局者が極めて無責任で、不適切な言辞でウクライナ事態の本質を歪曲し、自主的な主権国家を中傷、冒瀆したことに強い遺憾を表し、これを全面的に排撃する。
米国務長官は、白黒を裏返しながら国際社会を欺こうとしているが、ウクライナ事態の発生と長期化、欧州情勢の不安定の根源が、まさに米国であるという事実を絶対に覆い隠すことも、否定することもできない。
一極覇権を樹立しようとする野望の下で、ロシアの合法的な安全利益と領土保全の権利を無視し、NATOの無謀な東進をあおり立てることで、ウクライナ事態を発生させた張本人は他ならぬ米国である。
ウクライナ事態の早急な平和的解決を願う国際社会の一致した要求と志向は眼中になく、ロシアに戦略的敗北を与えようとする一念で、ウクライナに「エーブラムス」戦車、F16戦闘機、「ATACMS」長距離ミサイルなどの殺人装備を系統的に渡しながら、罪のない民間人被害と事態の長期化を招いた主犯もやはり米国である。
今日、欧州地域にロシアを狙った長距離ミサイルを配備することを公約し、NATO主導の反ロシア戦争演習を次々と行ったのに続き、ロシアの縦深地域に対するウクライナの長距離兵器使用禁止措置を解除する企図をさらけ出し、欧州全域に残酷な戦乱を巻き起こそうとしているのも米国である。
諸般の事実は、衝突と対立を扇動し、NATOと代理勢力を反ロシア対決へあおり立て、戦争の永久化を助長している米国こそ、欧州と国際社会が直面した実存的脅威であることを立証している。
ウクライナ事態は、衰えた米国の地位を復活させる機会になることは絶対になく、ロシア人民はみずからの正義の目的を勝利のうちに必ず達成するであろう。
国際社会は、みずからの覇権利益実現のために欧州安保を抵当に入れ、軍事的対決策動に狂奔している米国の無分別な振る舞いを許してはならず、団結した力で地域の平和と安定を守っていくべきである。
われわれは、今後も帝国主義の覇権政策と強権を粉砕し、主権守護と公正な多極世界建設のために邁進しているロシア人民の正義の偉業を変わることなく支持、声援するであろう。
(了)
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●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp
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