朝鮮国防省のスポークスマンが18日、次のような内容を発表した。
(以下全文)
朝鮮民主主義人民共和国に反対して強行された韓国軍部ゴロツキどもの重大主権侵害挑発事件が、決定的物証の確保とそれに対する客観的かつ科学的な捜査を通じて明白に実証された。
13日、社会安全省平壌市安全局は、平壌市の各区域に対する集中捜索過程に兄弟山区域・西浦1洞の第76人民班地域で墜落した無人機の残骸を発見した。
国防省と国家保衛省など当該の専門機関の捜査連合グループが組織され、無人機を技術鑑定し調査した。
調査結果、大韓民国発の無人機であることが科学的に確定された。
専門家たちは、技術鑑定と分析を通じて平壌市西浦地区に墜落した無人機が、韓国軍部の「ドローン作戦司令部」に装備されている「遠距離偵察用小型ドローン」で、「国軍の日」記念行事の際、車両に搭載され公開された無人機と同一の機種であると判断した。
発見された無人機のバッテリー放電状態と燃油残量から見て、最小5~7日に使用されたものと推定した。
機体の外形や飛行推定時期、機体下部のビラ散布装置がそのまま付着されている点などから、この無人機が平壌市中心部に対するビラ散布に利用された可能性が高いと推理・判断しているが、それに対する結論はまだ出ていない。
もし、この無人機が、問題のビラ散布事件に利用されたものでないと否定するなら、それは、大韓民国の軍事的手段が再び、わが国の領空を無断に侵犯した別途の事件の証拠物となり、敵対国の軍事ゴロツキどもの連続挑発事例として、より重大視されるであろう。
韓国軍部の厚顔無恥な責任逃れにもかかわらず、客観的証拠と科学的分析は、朝鮮民主主義人民共和国に対する大韓民国の敵対的主権侵害挑発行為が明らかに行われたことを証明している。
今一度明白にしておくが、われわれは無人機挑発の主体、その行為者が誰であれ全く関心がなく、軍部ゴロツキどもであれ越境逃亡者のクズ団体であれ、いずれも敵対国の連中であるという事実を直視するだけである。
朝鮮民主主義人民共和国国防省と朝鮮人民軍総参謀部は、首都と国境線付近の全般的部隊に対空監視所をより増強・展開するよう指示を下した。
総参謀部は、国境線付近の各砲兵連合部隊と重要火力任務を担った各部隊の完全戦闘待機態勢を引き続き維持することを決定し、その決定は承認された。
朝鮮民主主義人民共和国の領土、領空、領海に対する大韓民国の軍事的手段の侵犯行為が再び発見され確定されるときには、共和国主権に対する重大な軍事的挑発、宣戦布告と見なし、即時的な報復攻撃が加えられるであろう。
(了)
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