コリアニュース №1023(2024.10.21) |
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「不法非道の対朝鮮制裁策動に加担した国は必ず代償を払うことになる」
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朝鮮民主主義人民共和国の崔善姫外相が19日、次のような内容を発表した。
(以下全文)
主権平等と内政不干渉を核とする公認された国際法的原則に反して、米国とその追従国が構造的に破綻し没落状態に陥った対朝鮮制裁圧迫構図を復活させようと画策している。
この10余年間、国連の「制裁決議」履行の監視に従事して凋落した専門家グループに代わる、いわゆる「多国的制裁監視チーム」は、存在名分や目的において徹底的に不法で非合法的であり、その存在自体が国連憲章に対する否定となる。
私は、みずからの覇権的利益を追求し、国際秩序を思い通りに改めようとする米国の常習的な不良行為に重大な懸念と遺憾を示すとともに、それを国際的正義に対する挑戦、最も露骨な主権侵害行為として峻烈に糾弾・排撃する。
われわれにとって、米国主導の対朝鮮制裁は決して新たな経験ではない。
しかし、健全な思考と現実感覚に欠け、自害の結果だけを招く強迫観念にとらわれている米国とそれに盲従する一部の国の一方的な行為は、国際関係の根幹を揺るがし、世界の安全環境を甚だしく汚す脅威的存在となっている。
敵対的な脅威要素の新たな出現は、それを抑止するための当為的な対応力に新しい要素を絶え間なく追加することを求めている。
間違った慣行には、不可欠の反応と相応の代償が伴うものである。
米国がすでに破綻した制裁圧迫道具でわれわれを驚かし、われわれの前進を停滞させられると期待したなら、それは致命的な誤った判断になるであろう。
朝鮮民主主義人民共和国の国務委員長同志が宣明したように、米国がわが人民に強要してきた苦痛は米国に向けた強烈な憤怒と化し、それは、われわれの力を倍加させる決定的要因、戦略的機会となっている。
もし、米国が強権と専横、独善と偏見によって世界を動かそうとするなら、より多くの国がアメリカ式覇権に終止符を打つことに利害関係を持つようになり、世界的な反米連帯構図の出現を早めることになるであろう。
日を追って露骨になる米国とその追従国の不純な敵対的企図に対処し、国家の主権的権利と発展利益、地域と世界の平和と安全を守ろうとする朝鮮民主主義人民共和国の意志は、確固たるものである。
この機会に、私はわが国家の主権領域を侵犯し、現在の災難を招いた韓国の犯罪行為について想起させるとともに、それに対しても米国が当然な責任を負うことになるということを明白にしておく。
われわれは、不法非道な対朝鮮制裁圧迫を主導した米国と韓国、そしてそれに積極的に追従し加担した日本、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、オーストラリア、ニュージーランドをはっきりと記憶し、その国々の敵対行為を漏れなく記録するであろう。
朝鮮民主主義人民共和国に反対する謀略策動に加担した勢力は必ず、当該の代償を払うことになるであろう。
(了)
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金先敬外務省副相が談話発表
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朝鮮民主主義人民共和国外務省の金先敬国際機構担当副相が20日、次のような内容を発表した。
(以下全文)
15日、グテーレス国連事務総長は、われわれが、大韓民国と連結されていたわが方区間の道路と鉄道を物理的に完全に断ち切る措置を取ったことに対して、自制の重要性を強調するだの、全ての疎通ルートを可能な限り早く回復させることを求めるだのと、極めて不穏当な発言をした。
そして、上記の問題とは何の関連性もない「国連安保理決議の順守」、「朝鮮半島の完全かつ検証可能な非核化」などのステレオタイプ的な言葉を自動返答機のように唱え、米国のスポークスマン役を立派に演じた。
私は、客観性と公正さを生命とする国連の最高公職者であるグテーレス事務総長が、国連憲章の自主権尊重、内政不干渉の原則に反して、朝鮮民主主義人民共和国の内政に干渉する発言をためらわなかったことに対し、強い不決感を示すとともに全面排撃する。
朝鮮民主主義人民共和国の主権が行使される領土で、われわれが道路や鉄道施設物を解体しようと、新たに建設しようと、それは徹頭徹尾、われわれの主権的権利に属するものであって、国連事務総長が干渉することではない。
まともであるなら、ここ数日前に軍事的攻撃手段である無人機を朝鮮民主主義人民共和国の首都の上空にまで浸透させ、われわれの主権を侵害した韓国軍部の挑発策動を事務総長が糾弾すべきであったであろう。
グテーレス事務総長が、大韓民国の乱暴な主権侵害行為に対しては言語障害者のように一言も言えず、わが軍が自国の領内で行使した自衛権の措置に言い掛かりをつけるのは、絶対に許せない不公正でダブルスタンダードな行為だと言わざるを得ない。
武力衝突の可能性が現実化している朝鮮半島の現況で、厳正中立の位置に立つべき国連事務総長が偏見的な言葉に熱を上げるのは、朝鮮民主主義人民共和国に対する米国と大韓民国の戦争挑発企図に青信号を灯す行為にほかならない。
もし、米国を後ろ盾にした大韓民国の無分別な軍事的客気によって、朝鮮半島で誰も願わない事態が発生する場合、露骨な便乗と追従で好戦狂の戦争熱を煽り立てた国連事務総長も、決してその責任から逃れられないということを明白にしておく。
(了)
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●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp
●エルファテレビ http://www.elufa-tv.net/
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