コリアニュース №1034(2025.2.11)
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「われわれは米国に対する自らの行動選択と対応方式をより明白にするであろう」

朝鮮民主主義人民共和国国防省のスポークスマンが11日、次のような談話を発表した。

(以下全文) 10日、米海軍のロサンゼルス級原潜「アレキサンドリア」が乗組員の休息と軍需品の補給を口実に、韓国の釜山作戦基地に入港した。

今年に入って初めてとなる米原潜の公開的な朝鮮半島地域での出現は、変わることのない米国の対朝鮮対決狂気の集中的な表れであり、わが国家の安全環境に対する否定しがたい脅威であり、地域の軍事的緊張をさらに激化させる不安定要素である。

米国は、朝鮮民主主義人民共和国の安全上の憂慮を露骨に無視している。

われわれは、朝鮮半島をめぐる地域の先鋭化する軍事的対峙状況を実際の武力衝突へ追い込みかねない、米国の危険極まりない敵対的軍事行動に厳重な懸念を示すとともに、これ以上の不安定を招く挑発行為を中止するよう強く警告する。

実際の現実は、最近、わが国家元首が明らかにした新たな核能力と自衛力強化措置がいかに正当であり、われわれがどの方向へと進まなければならないのかをはっきり示している。

われわれは、横暴な敵国との激突の構図から一寸たりとも退かないであろう。

力による支配を盲信する覇権的実体である米国に対しては、徹底的に相応の力をもってのみ牽制すべきであることが、現実が示している解答であり、すでにわれわれが堅持している対応の原則である。

わが武力は、朝鮮半島地域における米戦略手段の頻繁な展開を厳密に注視しており、国家の安全利益と地域の平和を守るため、任意の手段を使用できる準備状態にある。

われわれは、敵に対する自らの行動選択と対応方式をより明白にするであろう。

国家の安全を守るための憲法的義務に常に忠実である共和国武力は、地域の安全環境を脅かす根源に対する抑止行動を実行し、挑発者を懲罰するみずからの合法的な権利を躊躇なく行使するであろう。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

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