コリアニュース №1036(2025.2.18)
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神聖なわれわれの国権と国威に挑戦しようとする時代錯誤でたわいない企図は自滅的な結果を招くであろう」

朝鮮民主主義人民共和国外務省のスポークスマンが18日、次のような談話を発表した。

(以下全文) 最近米国が、ドイツのミュンヘンで行われた国際安保会議を契機に、朝鮮民主主義人民共和国の正当な自主的権利の行使に悪辣な言い掛かりをつけ、追従国家との共謀・結託の下、われわれに対する政治的・軍事的圧迫を極大化しようとする腹黒い下心をまたもさらけ出した。

15日、米国務長官は、日本と韓国の外交当局者と謀議をこらし、「朝鮮民主主義人民共和国の完全な非核化」を云々しながら、わが国家に対する根拠のない誹謗中傷と挑発的なレトリックで一貫した「共同声明」なるものを作り上げ発表した。

朝鮮民主主義人民共和国外務省は、朝鮮半島と地域での集団的対決と衝突を鼓吹する米・日・韓の冒険主義的妄動に重大な懸念を表明するとともに、敵対国のいかなる挑発と威嚇も圧倒的かつ決定的な対応に直面することになると強く警告する。

現実的にも、実践的にも、また概念的にも、今や増々不可能で非現実的な「非核化」という、古く荒唐無稽な計画を追求している米国の近視眼的な「目標」について言うなら、まるで無知蒙昧な原始人が、現代人に原始社会に逆戻りすることを懇願するのと同じであり、世人の驚きと唖然をかきたてる愚かさの極みであるとしか評することができない。

今日に至っては、その表現さえ記憶の中で索莫となった「非核化」という失敗した過去の夢から未だに目覚めていない米国の現実逃避的な立場については、一顧の価値もないというのがわが政府の公式な立場であり、われわれは米国の行動を最も断固たる語調で糾弾、排撃する。

この30余年間、朝鮮半島核問題の発生と存続の原因に目を背け、一方的にわが国の安全を損なおうと企てた帝国主義勢力の無謀な企図が今日、いかなる結果を招いたのかを米国みずからが自問自答すべきであろう。

改めて明確にするが、米国とその追従勢力の敵対的脅威が存在する限り、われわれにとって核は、すなわち平和、主権であり、国家憲法が付与した正当防衛の手段である。

米国が現実を直視せず、わが国を相手に非効果的な圧迫手段に執着し続けるほど、朝鮮民主主義人民共和国は、戦略的力の向上に必要な新たなチャンスを引き続き掴むことになり、朝米激突構図でわれわれははるかに有利な地位を占めるようになるであろう。

朝鮮民主主義人民共和国は今後も、国家元首が明らかにした新たな核戦力強化路線を一貫して堅持し、手中のすべての政治的・軍事的手段を活用して国家の主権と安全利益を侵害する米国と追従勢力の威嚇・恐喝を徹底的に抑止し、みずからの戦略的目標を完璧に達成するであろう。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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