コリアニュース №1039(2025.3.5)
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アメリカの104団体が共同声明:「米韓合同訓練を中止せよ」

在米同胞青年団体「ノドゥットル」(Nodutdol)、フェミニスト反戦組織「コードピンク」(CODEPINK)、「平和のための黒人連帯」(Black Alliance for Peace)、「反戦反人種差別行動」(ANSWER Coalition)など、アメリカ国内の104団体が3月1日(現地時間)、共同声明を発表した。

共同声明では、「トランプ政権は、韓国で予定されている米韓合同訓練、『フリーダムシールド』軍事演習を中止し、朝鮮半島に対するすべての将来の戦争脅威を中断せよ」と訴えた。

また、「今年の『フリーダムシールド25』は3月10日から19日まで予定されており、17回の合同火力訓練が含まれる予定」であり、「これは昨年より7回も多い数値だ」と指摘した。

そして、「現在、朝鮮半島には、すべての軍隊が最高警戒態勢を維持しており、些細な誤解さえ全面戦争につながる危険な時期だ」と強調した。

トランプ大統領が、朝米対話の再開に言及しながらも軍事訓練を行うことについて、同声明は「トランプ政権の『力による平和』政策は、軍事的脅威で他国を支配しようとする試み」と批判した。

また、「朝鮮半島の人々に対する米国の敵対行為を終結させるための要求の一環として、新冷戦の終結と米・韓・日三角安保協力の解体」を求めた。

一方、これらの団体は1日午後1時、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シアトルなどで米韓合同訓練反対集会を開催した。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

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