朝鮮中央通信によると、朝鮮民主主義人民共和国の平壌市和盛地区の第3段階1万戸住宅の竣工式が、15日に行われた。
金正恩朝鮮労働党総書記が、出席してテープカットを行った。
朴泰成首相をはじめとする党と政府の幹部、内閣、武力機関、省、中央機関の活動家、建設者、市民が参加した。
金徳訓党書記が竣工の辞を述べ、建設者、関連部門の労働者と活動家、支援者に感謝の挨拶を送り、「和盛地区は一つの行政区域らしい政治、経済、文化の各機能を有し、首都圏の既存地域を先導する中心、モデルであり、これは、これまでの平壌と今日の現代化された平壌が対照的な、新しい都市区域の誕生である」と指摘した。
また、「和盛地区に建てられた社会主義の理想郷は、わが人民が享受する幸せな生涯と、わが国家の洋々たる未来を痛感させる歴史の記念碑である」と強調した。
金徳訓党書記は、「今後も全国の変化、発展を促す建設事業に引き続き邁進し、文化的で豊かな新しい生活に対する人民の満足度を高め、毎年、文化的になる首都平壌の未来のために、世界で最も良いわが祖国の限りない繁栄のために一層勇敢に闘っていこう」と呼び掛けた。
金正恩総書記のテープカットに続いて花火が打ち上げられ、ゴム風船が舞い上がった。
金正恩総書記は、その場で、新しい住宅に入居する勤労者たちと老人たちに歩み寄り、「このように近代的な住宅を今になって提供してすまない、感激と歓喜にあふれる市民の姿に接すると、人民のためにもっと多くの仕事を担う決心がより固くなる」と述べ、「党の構想を無条件実践する建設大軍がいるので、第8回党大会(2021年)の決定貫徹の祝砲は和盛地区からまず鳴り響き、平壌の新たな繁栄期はたゆまなく続く」と語った。
(了)
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