コリアニュース №1074(2025.10.20)
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「先制攻撃能力の完備で再侵略の時刻を早める軍国主義の末裔たち」

朝鮮中央通信社は18日、次のような論評を発表した。

(以下全文) 戦争国家への徹底的な変身の野望を抱いている日本の軍事的動向が、刻一刻と危険な段階に至っている。

先日、日本の海上「自衛隊」のイージス艦「ちょうかい」が米国製の長距離巡航ミサイル「トマホーク」を搭載するために、米国へ出港した事実がメディアによって公開された。

すでに、購買契約や運用訓練など、艦上での長距離攻撃兵器を使用するための事前準備段階を経た日本のイージス艦が、正式に巡航ミサイル「トマホーク」を搭載するための最後の「直線コース」に入ったのである。

今後、海上「自衛隊」のイージス艦8隻全てに、このような長距離ミサイルが導入されるという。

周知のように、「トマホーク」ミサイルは射程が1250~2500キロで、米国が複数の戦争で先制打撃手段として積極的に活用した悪名高い兵器である。

諸般の事実は、日本が先制攻撃用の長距離打撃手段の実戦配備に電撃着手したことを示唆している。

決して無視できない動きである。

戦犯国、敗戦国の日本にとって長距離攻撃手段の保有は、国際法や自国の現行憲法によって厳禁されている。

しかし、報復主義的な再侵略策動に執着してきた日本は、長距離兵器の保有を自らの野望実現のための主な戦略目標に掲げ、何としても実践するために長期間にわたって各方面から策動してきた。

特に、2022年12月、内外の強い懸念にもかかわらず「国家安全保障戦略」など、安全保障関連3文書の改悪を強行することで、欺瞞的な「専守防衛」の看板まで下ろし、長距離兵器を公然と確保できる道を開いた。

改悪した文書に「敵基地攻撃能力」(反撃能力)の保有を明記した日本は、それを事実上の国策として各種の長距離攻撃手段の確保の道へと狂奔し始めた。

最近の例として、日本はすでに、地上発射型、潜水艦発射型、艦船発射型など、様々な位置から発射できる国産の長射程ミサイルの量産に着手した。

このように長距離攻撃手段の確保に注力すると同時に、日本はいま、九州の複数の軍事基地に長距離ミサイルを配備しようと企むなど、列島の至る所での実戦配備も急いでいる。

米国製長距離巡航ミサイル「トマホーク」の購入計画を2026年から2025年に前倒しし、今回ついにイージス艦を米国に派遣したことだけを見ても、長距離兵器の実戦配備を一刻も早く完結しようとする日本の焦りに満ちた思惑を十分に推察することができる。

一言で、近年、日本の軍事的動向は、先制攻撃能力の完備へと徹底的に志向されている。

すでに、海外侵略の政治、軍事、法律的土台を着実に築いてきた日本が、長距離打撃手段の大量確保と、それに伴う前方配備で戦争遂行能力を最終的に完備する場合、直ちに海外の戦場へと踏み出すということは明らかである。

より重大なのは、日本に掌握された長距離兵器が、他ならぬわが共和国をはじめとした地域国家を射程に収めていることである。

20世紀、アジア諸国に癒せない苦痛を強いた日本が、いまだにかつての「大東亜共栄圏」の妄想実現に執着していることを考慮すれば、再侵略の矢が真っ先にどこへ飛ばされるかは、あまりにも明白である。

先制攻撃能力の完備で再侵略の時刻を早める軍国主義の末裔たちの無分別な策動を絶対に袖手傍観してはならない理由が、まさにここにある。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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