コリアニュース　№419(2011.3.15)
朝鮮赤十字会委員長、東日本大震災と関連し日本赤十字社に慰問電
朝鮮中央通信によると、朝鮮民主主義人民共和国赤十字会の張在彦（チャン・チェオン）委員長は東日本大震災で甚大な被害が出たことで14日、日本赤十字社の近衛忠輝社長に慰問電を送った。以下、全文。 　「親愛なる近衛忠輝先生。私は貴国の東北地方で発生した前例のない地震及び津波により多くの人命被害と物質的損失があったという悲しいしらせに接し、朝鮮民主主義人民共和国赤十字会の名であなたと、そしてあなたを通じて被災者とその家族に深い同情と慰問の意を送ります。私は貴社の積極的な努力により被災者の生活が一日も早く安定されることを望みます。」
米AP通信社社長 訪朝結果に満足
朝鮮中央通信は14日、去る8日から朝鮮を訪れていた米国AP通信社のトーマス・カーリー社長が訪朝結果に満足していると伝えた。同通信によれば、彼はロシアのイタルタス通信社記者との会見で「今回の訪朝は自分たちを勇気付けた」としながら「我々は朝鮮訪問結果に大変満足している。我々は人々と会ういい機会を得た。公園が多いピョンヤンと朝鮮の料理が気に入った。今世界を一周してみても、このように美しく神秘的な場所は探すのが難しい」と述べたという。 　一方、イタルタス通信も去る9日、AP通信が朝鮮当局に「AP通信平壌支局」開設を要請したとし、その前には英国ロイター通信も同じ目的で訪朝していたと伝えた。 　AP通信がピョンヤン支局開設許可を受ければ、実質的に朝鮮に常駐する最初の西側メディアになると言える。世界のメディアが朝鮮に注目し進出を検討している。（了）
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