コリアニュース
コリアニュース №431(2011.6.2)
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朝鮮の国防委員会スポークスマン5月の北南北京秘密接触の全貌を暴露
 朝鮮民主主義人民共和国国防委員会スポークスマンは、6月1日に朝鮮中央通信の記者の質問に答え、5月9日に始まった北南当局の秘密接触の全貌を明らかにした。その要旨は次の通り。  …5月10日に南の青瓦台スポークスマンは、最近北南間で行われた北京での秘密接触があたかも李明博の「ベルリン提案」の「真意」を伝えたかのような噂を流しているが、それは真赤な嘘である。李明博側が、北京秘密接触の状況をでっち上げて先に公表し偽りを流布しているので、われわれも真実を明らかにせざるをえない。

 李明博側は今年の4月、「『天安』号沈没事件と延坪島砲撃事件については、これ以上触れないので、『首脳会談』のための秘密接触をもとう」と繰り返し懇願してきた。そして、李明博の「対北政策」については、北側が「誤解」しているのであって、実は北南関係改善のためのものだなどとあれこれ弁明した。

 しかし、5月9日から行われた秘密接触の場に出てきた南の統一部政策室長キム・チョンシク、国家情報院局長ホン・チャンファ、青瓦台秘書室対外戦略秘書官キム・テヒョなどはわれわれとの初期の約束を反故にして、「天安」号沈没事件と延坪島砲撃事件が南北関係改善のために「知恵を絞って越えなければならない山」だとしながら、わが方から「謝罪」を引き出そうと策を弄し始めた。

 わが方が、われわれとは無関係な事件と正当な自衛的措置について「謝罪」すること自体話しにならないと言うと「なんとか、北側から見たら『謝罪』ではなく、南側から見れば『謝罪』のようになる折衷案をつくって発表しよう」と言いながら、わが方に「後生だから、少し譲歩してほしい」と哀願した。

 われわれが「不当な『謝罪』を前提とした最高位級会談について論議する必要もない、ソウルに帰れ」と告げると、彼らは李明博の任期が少ない、現当局には時間がない、南北関係は進歩勢力より保守勢力と手を結んで推し進める方が有利などと言いながら、何とか接触を続けようと試みた。

 そして彼らは、「すでに『首脳会談』開催に関連した日程はすべて設定してある」といいながら、「二つの事件に関する問題が妥結されたら、5月下旬に『首脳会談』のための長官級会談を開いて合意事項を宣布し、6月下旬に第1回『首脳会談』を板門店で、第2回はその2ヵ月後に平壌で、第3回は来年3月の核安保首脳会議の期間に開催することを予定しているので、どうか苦しい事情を分かってください」と懇願した。

 これに対しわが方は、今のように南側が「先核放棄」と2つの事件に対する「謝罪」について騒ぎ続けながら反共和国敵視政策に固執する限り、最高位級会談の開催はありえないとする断固たる立場を示した。すると彼らは「最小限2つの事件について『遺憾の意』でも表してほしい。マレーシアで再び会ってこの問題の決着をつけよう。そして『首脳会談』開催をはやく推進しよう」と言いながら、ためらいもなく札束まで差し出し誘惑しようとして大恥をかいた。

 彼らは「北と違って南は複雑だ。秘密接触でのやり取りが南で知られたら良くないので必ず秘密を守ってほしい」といいながら、「李明博『大統領』の直接的な指示にしたがってこの秘密接触を主管する統一部長官ヒョン・インテク、大統領秘書室長、そして現地に派遣されたわれわれ以外に知る人はいないので、北側も接触に関する内容を必ず秘密にしてほしい」と何度も懇願した。このように懇願した当人たちが、李明博の「ベルリン提案」なるものの「当為性」を宣伝する目的で北京の秘密接触の状況をでっち上げて先に世論に公開したのである。

 すべての事実は、李明博が執権末期に至って、北南関係を破綻させた責任から逃れようと、どれほど悪あがきをしているかを如実に示している。しかし、李明博がどんなにあがいても執権3年間に犯した反民族的かつ反統一的な罪過からは逃れることはできない。(了)
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