コリアニュース №444(2011.8.11)
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北南軍事実務会談北側団長 南朝鮮軍部がねつ造した砲撃事件の真相を暴露
南朝鮮軍部が北側が延坪島近隣海上で砲撃を行ったという謀略劇をまたもねつ造していることと関連し北南軍事実務会談北側団長は10日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。その要旨は次の通り。

 「最近わが共和国のいたる所で強盛国家建設のための総進軍が力強く推し進められているなか、10日に朝鮮西海5島に隣接している黄海南道一帯でも、人民生活向上を目的にした雄大な対象物の建設が本格的に推進されているが、これに伴って正常な発破作業が行われた。ところが、この発破音に驚いた南朝鮮軍部は、わが軍が砲撃したと騒ぎ立てながら、それを口実に軍事的対応行動に出る醜態をさらした。

 先端探知情報手段が稼動する科学の時代に発破音を砲撃だと勘違いし、撃ってもいない砲撃の着弾点を『北方限界線』付近水域であると判明したというのも話しにならない。まして敏感な朝鮮西海海上で事件の真偽も確認せず、無作為に砲射挑発で対抗した事実自体が一つの悲喜劇である。

 …わが軍は平和的な建設過程の正常な発破音を砲撃「挑発」とねつ造し、白昼に再び反共和国謀略騒動を演出した南朝鮮軍部の行為を見過ごすわけにはいかない。

 …このような謀略ねつ造は最近の朝鮮半島とその周辺で醸成されている対話の雰囲気を壊し、北南関係を対決と衝突の膠着局面に追い込もうとする軍部好戦勢力の故意的な凶策の産物である。

 とくに厳重視せざるをえないのは、われわれが朝鮮人民軍板門店代表部の名で米国と南朝鮮当局に今年の『乙支フリーダム・ガーディアン』合同軍事演習を中止するよう公開書簡を送ったにもかかわらず、何としてでも演習を強行し朝鮮半島情勢の緊張を再び激化させようという不純な意図から今回、反共和国謀略事件をねつ造したということである。

 国内では様々な『スパイ団事件』、『保安法違反事件』、『暗殺陰謀事件』をでっち上げるなど北に反対する対決ムードを執拗に醸成しながら、国外では砲撃事件をねつ造することで今回の合同軍事演習の名分を取り繕い、任意の時刻に実戦的な北侵戦争の口実を設けようというところに今回の謀略騒動の本当の意図がある。

 謀略とねつ造は危機に陥った者の常套手段である。

 …わが軍と人民は、反共和国対決分子たちのあらゆる謀略ねつ造策動を果敢に粉砕し、北南関係を改善して民族の平和と統一のためにこれからも引き続き前進していくであろう。

 」(了)

●「朝鮮中央通信社」  http://www.kcna.co.jp/
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