コリアニュース №465(2012.3.19)
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「光明星3号」打ち上げは共和国の正々堂々たる合法的権利である
 朝鮮は17日、地球観測衛星「光明星3」号の打ち上げについて、国際的規定と手順に従い、当該の国際機関に必要な資料を通報し、他国の専門家と記者を打ち上げ現場に招待すると朝鮮中央通信の報道を通じて明らかにした。これに続き朝鮮中央通信が18日、論評を発表した。(以下、全文)
  われわれの技術、われわれの力による地球観測衛星「光明星3」号の打ち上げ問題に関連して一部から雑音が出ている。
  米国、日本、南朝鮮をはじめとする敵対勢力が「ミサイル発射」、「朝鮮半島と北東アジアの平和と安定を脅かす重大な挑発行為」、「国連安全保障理事会の『決議』違反」などという妄言を吐いている。結論から言うなら、これは反共和国圧殺政策の典型的な表れで、われわれの平和的宇宙利用の権利を否定し、自主権を侵害しようとする卑劣な行為である。
  宇宙空間の平和的開発と利用は、国際的に公認されている主権国家の合法的権利である。それゆえ、このための科学研究と経済発展を目的とする衛星の打ち上げは、決して特定の国にのみ限られている独占物ではない。
  先端科学技術の時代であるこんにち、世界の数多くの国と地域で宇宙空間の利用に対する科学研究を深化させ、それを実践に積極的に具現している。人工衛星の製作および打ち上げが力強く推進され、それに合流しようとする国際的動きが日を追って高まっている。
  われわれの衛星の打ち上げは、主権国家の自主権に属する問題である。今回、明らかにしたように、われわれが打ち上げる「光明星3」号は平和的な宇宙の開発と利用政策に従ってわれわれの科学者、技術者が国の経済発展に必須の実用衛星を開発、利用するために行ってきた科学研究の貴重な結晶である。
  われわれはすでに、2回にわたって行った実験衛星の打ち上げの時も、当該の国際的規定と慣例を円滑に守った。
  今回の実用衛星の打ち上げと関連して、われわれは国際的規定と手順に従い、当該の国際機関に必要な資料を通報し、他国の専門家と記者を打ち上げ現場に招待しようとする意思も表した。にもかかわらず、敵対勢力がまたもや、口をそろえてわれわれの正当な衛星の打ち上げに言いがかりをつけているのは、挑発を目的とした陰険かつ故意の反平和的行為であり反共和国敵視政策の延長である。
  特に、米国と日本、南朝鮮は他人の衛星の打ち上げについて論じる資格もない状況にある。
  宇宙空間に数多くの偵察衛星を打ち上げ、主権国家に対するスパイ行為を働いている米国や軍事大国化を夢見ながら偵察衛星の打ち上げと独自の宇宙偵察システムの樹立へと疾走している日本、そして恥ずかしいことに2回にわたって外部の全的な支援を受けながら衛星の打ち上げを試みたが失敗した南朝鮮は、他人の衛星打ち上げについて非難する名分も体面もない。
  敵対勢力がわれわれの衛星の打ち上げについてのみ、「ミサイルの脅威」、「挑発」にまどわしているのは、わが共和国の尊厳と威容、科学的発展を目の上のこぶと見なしているからである
 。 明白に言っておくが、人工衛星の製作と打ち上げの問題において2重の尺度、2重の基準は絶対に許されない。
  われわれが自主権に属する問題に関連し、誰かが言いがかりをつけるからといって、すでに計画した衛星の打ち上げを撤回すると思うなら、それは誤算である。
  共和国の平和的衛星の打ち上げを政治的・軍事的・経済的圧力のテコとして悪用しようとする卑劣な行為は、何によっても許されない。
  誰も、われわれの「光明星3」号の打ち上げについて言いがかりをつける権利がない。(了)
 

●「朝鮮中央通信社」  http://www.kcna.co.jp/


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