コリアニュース №498(2013.2.18) | |
「日本の粗悪な仕打ちは、その対価をたっぷり払うことになるだろう」 | |
朝鮮中央通信が2月17日に論評を掲載した。 以下はその全文。 われわれの第3次核試験以後、日本で総聯と在日朝鮮人たちに対する弾圧策動が政府の直接的な庇護助長の下に殺伐に敢行されている。 安倍首相は追加的な「制裁措置」として総聯中央常任委員会副議長たちのわが共和国を 「渡航目的地にする再入国を認めない」と言う内容の 「声明」を公開発表した。 時をおなじくして「在特会」と「協和会」を含めたやくざ徒党が総発動され右翼反動たちが力を合わせて総聯中央本部にまで押しかけて「北朝鮮の核試験に抗議する」「朝鮮人は日本から出て行け」と騒ぎを起している。 さいたま県と神奈川県は県内の朝鮮学校に対する補助金予算計上を見送るなどの行為も躊躇しなかった。 現代の文明時代に国家権力を動員して暴力団まで教唆しながら主権国家の海外公民たちをがむしゃらに弾圧する日本の行為こそ、世界の良心の厳しい審判を受けなければならない卑劣極まりない政治的暴力行為だ。 祖国への往来と民主主義的民族教育などは在日同胞たちが国際法によって享受しなければならない初歩的な人権である。 日本は第2次世界大戦時代に数多くの朝鮮人たちを強制的に連れさって奴隷労動を強要した戦犯国として当然に、彼らの合法的権利を保障しなければならない道徳的かつ法的義務を背負っている。 世の中には海外同胞組職を置いている国々が多いが日本のように敵対国家に対する復讐のためにその組職と活動家たちの初歩的な往来の自由さえ奪って、幼い学生たちに民族差別政策と政治的恐喝を公然と突き付けるやくざ国家はない。 総聯と在日朝鮮人たちに対する政府の弾圧がこんなにも卑劣なことで、今日、日本の良心ある老世代までも「国連でも差別をやめなさいと勧告している。 朝鮮政府が日本敗戦直後に日本人と日本人学校に施した施策に比べるとまことに恥ずかしいかぎりだ」と言いながら顔を赤くしている。 彼らが回顧しているように過去、日本が敗亡した後、朝鮮に残るようになった日本人たちは、戦犯国家の公民であったが、今日の在日朝鮮人たちとは完全に相反する過分な人道主義的待遇を受けた。 恩恵を恩恵で返すことはできないとはいえ、年代と世紀を越え在日朝鮮人たちに苦痛を強要する日本の犯罪行為は国際法廷に回付されて徹底的に清算されなければならない。 日本の反動分子たちはむやみに暴れ狂ってはならない。 共和国の合法的な海外同胞組職である総聯と在日朝鮮人に対する弾圧はわが共和国に対するもう一つの乱暴した主権侵害行為として、それは何をもっても容認することができない。 在日朝鮮人たちには屈強した国力を持った不敗の祖国がある。 祖国はいつも海外公民たちと一緒にいる。 日本の反動勢力たちの粗悪な仕打ちはその対価をたっぷり払うことになるだろう。 (了) |
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