コリアニュース №509(2013.6.17)
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「すべての事態の発展は朝鮮半島情勢を激化させている米国の責任ある選択にかかっている」
 朝鮮国防委員会スポークスマンは16日に重大談話を発表した。

 以下はその全文。

  最近、米国政府は朝鮮半島で生じた緊張を解消するためには、先にわれわれが非核化の意志を示し、「挑発」と「威嚇」を中断すべきだとし、まるでわれわれの選択にすべての事態の発展がかかっているかのように喧伝している。

 また、今日まで朝鮮半島で緊張を激化させてきた責任が、われわれにあるかのように世論をミスリードし世界を欺瞞している。

 これに事大と屈従が体質化した現南朝鮮当局者と追随勢力が付和雷同している。

  これと関連し朝鮮民主主義人民共和国国防委員会は、委任により次のような重大な立場を内外に明らかにする。

  1.世紀と年代を継いで朝鮮半島情勢を激化させ続けてきた張本人は、他でもない米国だというとをいま一度世界にはっきりと公表する。

  20世紀の50年代朝鮮半島で侵略戦争を起こした挑発者も米国であり、戦後60年という歳月の中で朝鮮戦争停戦協定を体系的に破壊した主犯もまさに米国である。

 新世紀の10年代に差しかかり、またもわが共和国に反対する侵略戦争の導火線に火をつけようと執拗に策動している戦争放火魔もやはり米国である。

   昨年の12月からは、われわれの合法的で正々堂々たる人工地球衛星打上げを長距離ミサイル発射だとして、米国の露骨な侵略行為に備えるわれわれの一連の自衛的軍事措置に対しても「挑発」などと言いがかりをつけながら、もっとも破廉恥な挑発者、強盗さながらの侵略者としての本性をむき出しにしている。

 米国が主導した強盗さながらの「制裁」決議も、それを契機に一層露骨になったすべての対朝鮮敵視行為も、わが軍と人民に対する耐えがたく重大な挑発であった。

  忍耐にも限界がある。

 米国はこれ以上、ありもしない「挑発」や「威嚇」を騒ぎ立て、世論をミスリードして世界を欺く行為に固執してはならない。

  盗人猛々しい米国の専横が明るいこの世界に通じると考えるのであれば、それほど愚かなことはない。

  2.朝鮮半島の非核化はわが軍隊と人民の変わらぬ意志であり、決心であることをいま一度内外に宣言する。

  朝鮮半島の非核化は、金日成主席と金正日総書記の遺訓であり、わが党とすべての人民が必ず実現すべき政策的課題である。

  朝鮮半島の非核化は決して「北の核廃棄」だけの非核化ではない。

 われわれの非核化は、南朝鮮を含む朝鮮半島全域の非核化であり、米国のわれわれに対する核の脅威を完全に終わらせることを目標にするもっとも徹底した非核化である。

  われわれの核保有について言うならば、それは朝鮮半島の非核化を実現するための自衛的で戦略的な選択である。

 核保有国としてのわれわれの堂々たる地位は、誰が認めようと認めなくても、朝鮮半島全域の非核化が実現され、外部からの核の脅威が完全になくなるまで、揺ぎ無く維持されるだろう。

 したがって、米国は対話局面を開くために、われわれが非核化への真摯な意志を先に示すべきだと騒ぐ前に、われわれに対する核の脅威と恐喝をやめ、「制裁」を含めたすべての挑発をまず中止すべきである。

  3.朝鮮半島の緊張局面を解消し、地域の平和と安全のために朝米当局間の高官会談を開くことを提案する。

  朝鮮半島の緊張を緩和し、米国本土を含む地域の平和と安全を担保することに本当に関心があるならば、前提条件つきの対話や接触について語るべきではない。

   朝米当局間の高官会談では軍事的緊張状態を緩和する問題、停戦体制を平和体制に転換する問題、米国が打ち出した「核なき世界の建設」問題を含め、双方が望む多岐にわたる問題を幅広く真摯に協議できるだろう。

 会談の場所と日時は米国が都合のいいように定めればいい。

  朝鮮半島の緊張を緩和し、地域の平和と安全を成し遂げようという、われわれの立場は終始一貫している。

  米国が心から「核なき世界」を願い、緊張緩和を望むのならばこの機会を逃すことなく、われわれの英断と善意に積極的に応じるべきであろう。

 すべての事態の発展は、今日まで朝鮮半島情勢を悪化させてきた米国の責任ある選択にかかっている。

 (了)
●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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