コリアニュース №510(2013.6.29)
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「北南首脳会談・談話録を公開した南朝鮮当局の妄動は絶対に許されない」
  「祖国平和統一委員会」スポークスマンは27日、緊急声明を発表した。

 (要旨) 最近、南朝鮮かいらい一味は2007年 の北南首脳会談・談話録を公開し世間を驚愕させている。

 そもそも首脳会談の談話録はいかなる国においても最大の極秘事項と なっており、南朝鮮でも「大統領記録物」として秘密にされてきた。

 しかし、かいらい保守一味は2012年の大統領選での不利な形勢を巻き返すために、2007年北南首脳会談で盧武鉉元大統領が西海「北方境界線」の放棄発言を 行ったなどと談話録の公開問題を持ち出したが、世論の強い反発によって頓挫した経緯がある。

 ところがいまのかいらい一味は 「情報院の大統領選挙介入事件」が公になり、現「政権」の存立基盤が揺らぐと、それを抑えるために再び盧武鉉元大統領の発言 内容を持ち出し、ついに談話録の公開にいたった。

  北南関係史はいうまでもなく世界外交史に類 を見ない妄動に対して、南の野党をはじめ各階層、メディアは「史上初めての国紀紊乱」、「クーデター」、「超法規的行為」な どと激しく糾弾している。

  周知のように、2007年の北南首脳会談は6.15と ともに北南関係の発展と祖国統一の新たな局面を開いた民族史的な意義を持つ出来事である。

 首脳会談では民族の和解と団結、自 主統一と平和・繁栄のための重要な問題が協議され、その結果として10.4宣 言が採択・発表された。

 宣言は全民族と全世界から支持され歓迎された。

  現かいらい保守一味の妄動は、保守一味こそ 歴史的な10.4宣言を公然とき損し、北南首脳会談までも政争の具と する、外交の常識も北南関係の倫理も知らない集団であることを物語っている。

 西海「北方境界線」について言うなら、それをひ いたアメリカ自身が不法性を認めており、10.4宣言ではその平和的 解決方法が明らかにされており、宣言が履行されていたなら今日なんの問題も起きていなかったはずだ。

  にもかかわらず、かいらい保守一味は「情報 院の大統領選挙介入事件」による「政権」強奪の陰謀が暴かれ糾弾の声が高まるや、世論の耳目をそらして危機を収拾し、他方で は北南対話と北南関係の改善を願う全同胞の期待に水を差し、同族対決を助長し、統一民主勢力を「従北」として弾圧するために 首脳会談・談話録を公開した。

  かいらい保守一味は口を開くたびに「信頼」 を云々するが、北南首脳の談話録さえためらいなく公開する輩に信頼を論じる資格はない。

 民族の運命と北南関係について虚心坦 懐に論議した北南首脳会談さえ政争の具にする輩が、果たして祖国の統一と北南関係の改善のための対話を誠実に行うことができ るだろうか。

 むしろ、一方的に首脳会談の談話録を公開したのは、われわれの最高の尊厳に対する愚弄であり挑発である。

  今回の談話録の公開は青瓦台の承認なしには 行えなかったことは明白である。

  わが軍隊と人民は、かいらい保守一味の今回 の妄動を絶対に許さないであろう。

 かいらい一味は、全民族の糾弾を免れない。

 (了)
●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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