コリアニュース №524(2013.11.28)
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朝鮮外務省スポークスマン、米国務省 対朝鮮政策特別代表を糾弾
 朝鮮外務省のスポークスマンは11月26日、最近、米国務省対朝鮮政策 特別代表がわれわれの周辺諸国を訪問したことに関連し、朝鮮中央通信社記者の質問 に次のように答えた。

以下はその全文。

 「米国務省対朝鮮政策特別代表が、われわれ の周辺諸国を回りながら行った言動は、不当な前提条件に固執し6者会談再開を遮る米国の態度にな んら変化のないことを明らかにした。

また、米国がそもそも6者会談再開に関心のないことも再 度明白になった。

6者会談は、自主権尊重と平等の精神に基づき、 朝鮮半島核問題を生み出した根源を清算し、朝鮮半島の非核化を実現することを目標 にしている。

 しかし、米国はかつて6者会談で公約した自分たちの義務 事項を何一つ履行しないばかりか、今日にいたっては一方的にわれわれが先に譲歩す べきだという強盗のような要求を掲げながら会談自体を拒否している。

そ の一方で、内外の非難と圧力をかわすために、6者会談が再開されない責任をわれ われに転嫁しようとしている。

米 国がいくら小細工を弄しても、朝鮮半島の核問題を生み出した責任、対朝鮮敵視政策 を撤回して非核化実現の環境整備を行う責任から決して逃れることはできない。

わ れわれは、対話と交渉を通じた問題の解決を願うが、米国の固執する不当な前提条件 は絶対に容認しない。

前 提条件を掲げ、対話再開に人為的障害を醸成する米国の不当な措置によって生じるす べての結果について、米国は全責任を負わなくてはならない。

全 朝鮮半島を非核化しようとするわれわれの目標には変わりがないが、米国の敵視策動 が日を追って露骨になり核脅威が増大する限り、われわれは抑止力を絶えず強化せざ るを得なくなるだろう。

」(了)
●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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