コリアニュース №526(2014.1.23)
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「北朝鮮の行動を『 挑発』、『補償』と言うサイクルと診断するのは間違い」と指摘ロバート・カーリン米・スタンフォード大国際安保協力センター客員研究員

 1月19日に南朝鮮のハンギョレ新聞のインタービューで32年間、米行政府で朝鮮半島問題に携わってきたロバート・カーリン氏は「北朝鮮が核とミサイル挑発で米・『韓』政府を交渉の場に引き出して補償を受け取り、合意については履行しない」という主張は事実に反していると指摘した。

 カーリン氏は「例えば、北朝鮮が何らかの行動(挑発)は実際に米・『韓』が交渉履行を遅滞する時に圧力を加えるための戦術的な動きだ。

いつだったか北朝鮮の外交官は自分たちも崖っぷちまで行くことは望んでいない。

けれども米・『韓』が状況を真剣に受け止めて事態の解決に向けて焦点を合わせるようにさせるために、そうしなければならないということを感じると話していた。

ある意味、問題は両者の行動による悪循環によるものだと見たほうが妥当だと思う」と述べた。

1994年、10月の朝米ジュネーブ合意を破棄した責任は北朝鮮と米国のどちら側にあるかという質問には「ネオコンはジュネーブ合意を除去することを望んだし、北朝鮮は彼らの手にもてあそばれた。

米国がジュネーブ合意を維持・改善することを真剣に望んだとすれば、それは可能だったし、それが確実により賢明な道であっただろう」指摘した。

そして、2005年9・19共同声明の履行と6者会談が開かれない責任はどちら側にあるかとの質問には「その質問は9・19共同声明が初めから確実な合意だったということを仮定しているが、私の考えでは、それは決して強い基盤を持っていなかった。

その弱い基盤すらも当時の会議の末に、クリストファー・ヒル首席代表が声明を発表し、その翌日のバンコデルタアジア(BDA)に関する米国財務部の発表ですぐに破壊され、2006年10月に北朝鮮の1回目の核実験を行った後、再び状況が急に収拾された。

しかし、これも臨時的な策に過ぎなかった」とし「北朝鮮との交渉が不可能であるとか、どうせ彼らの方から合意を破るのだから時間の浪費だと信じているのであれば、それは歴史を誤って読んでいるだけでなく、近視眼的な政策を採択する運命をたどることになるだろう」と指摘した。

また、ここ数十年間に朝・米関係が改善されない根本的原因に関しては「北朝鮮は少なくとも米国が先に行動しなければならないと考えている」述べた。

ロシア外相「北朝鮮は6者会談再開準備が出来ているという信号を送っている」と発言

ロシアのセルゲイ·ラブロフ外相は、「北朝鮮が6カ国協議を再開する準備ができているという信号を送っている」と1月21日の記者会見で明らかにした。

 会見では「ロシアは、この会談で重要な役割を担ってきた中国と一緒に合意を引き出そうと努力している」とし、参加国が「誰かの体面を失ったりする」ことにこだわらず、合意を追求しなければならないと主張した。

 また、北朝鮮問題を米国が朝鮮半島でミサイル防衛(MD)システムを構築するための口実にしてはならないとしながら、「米国が北朝鮮の脅威を口実に取っている行動は、北朝鮮の実質的な軍事力には全く比例しないだろう」と批判し、米国の朝鮮半島とその周辺地域の軍事力強化の動きに警告を発した。

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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