11日配信のロイター通信によると、近年朝鮮を訪問する旅行者が増えていると言う。 記事によると、旅行業者たちは最近朝鮮旅行の人気が上がっており、正式な発表はないが、近年では朝鮮を訪問する欧米人たちが毎年約6000名にのぼると見積もっている。 北京にある、欧米人たちの朝鮮旅行を取り扱う大手旅行会社である高麗旅行社は、10年前に比べると旅行者の数が10倍に増えたと言う。特に2012年には2100名が訪朝しており、その約4分の1は米国人だ。 旅行代理店などは、朝鮮で旅行中の米国人が拘束されたが、それには何か特別な理由があるからだと指摘。最近朝鮮へ旅行に行ったある米国人は、「何か旅行以外の意図を持って行かない限り、朝鮮はとても安全な場所だ。私は軍にいた過去があり少し心配したが、旅行中何の問題もなかった」と述べた。 朝鮮は、南朝鮮とイスラエルを除くあらゆる国籍を保有した旅行者たちを受け入れている。
12日付のボイス・オブ・アメリカ(VOA)は、世界気象機関が朝鮮の気象観測への支援を検討していると報じた。 記事によると、世界気象機関(WMO)のクリスチャン・ブロンディン氏はVOAとのインタビューに対し、金正恩第一書記が朝鮮の気象観測の改善を指示したことを肯定的に評価し、「朝鮮から要請があれば、われわれはそれに応え、できることを考える」と述べた。 彼は、正確な気象観測は朝鮮にとっても国際社会にとっても有益であり、全ての国が情報を共有することで、自然災害を防がなければならないと指摘。さらに、気象観測は政治とは無関係な科学技術の分野であり、南北が協力すべきだと強調した。