コリアニュース №560(2014.10.10)
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祖国平和統一委員会書記局談話「南朝鮮当局はわれわれを中傷、冒涜するビラ散布を中止させるべき」と表明

祖国平和統一委員会書記局は10月9日、南朝鮮の右翼団体が朝鮮を非難するビラ散布を行おうとしていることに対して南朝鮮当局に対して談話を発表した(以下全文)。

南朝鮮の「自由北韓運動連合」の人間のくずが10日、またもわれわれの尊厳と体制を誹謗中傷するビラを散布しようとしている。

俗物らの無分別な妄動は今、内外から糾弾を受けている。

醜悪な人間のクズたちが画策しているビラ散布は、最近、せっかくもたらされた北南関係改善の流れを遮ろうとする悪あがきである。

わが方の総政治局長一行の仁川訪問の後に、このような妄動を強行しようとすることに驚愕を禁じ得ない。

 われわれに対する心理戦として強行されるビラ散布は、意図的かつ計画的な挑発で、決して傍観することはできない。

南朝鮮当局がわれわれと対話し関係改善を図ろうとしながら、人間のクズどもを推し立ててわれわれを中傷、冒涜するビラ散布を行うことは、真に北南関係を改善する意思がなく、われわれとの対話がすべて空言であるということを示している。

かつて、李明博「政権」も人間のクズたちのビラ散布妄動をこのように放置しなかった。

われわれは、反共和国ビラ散布行為がわれわれに対する宣戦布告になるということを幾度となく明らかにした。

もし、南朝鮮当局が今回のビラ散布を許可または黙認するなら、北南関係は再び取り返しのつかない破局に突き進むことになり、その責任は全面的に挑発者が負うことになるだろう。

われわれは、北南関係が再び破局に陥る忌まわしい事態とならないことを願う。

ソン・キム大使「米国には北朝鮮と新たな形の会談を行う意向がある」

 今月24日に離任するソン・キム駐南朝鮮米国大使が7日、朝鮮日報とのインタビューでオバマ政権の北朝鮮へのアプローチについて、「北朝鮮の核問題を解決する気がないとか、解決するエネルギーがないとかいうわけではない」とした上で、「米国は(朝鮮と)3者会談や4者会談、2国間会談、そしてこれらを組み合わせるなどの新たな形式の会談をすべて試みることができる。

6カ国協議は価値があるが、今後はできるだけクリエイティブにやるべきだ」と語った。

一方、ロバート・ガルーチ元米国北朝鮮核特使は9日、南朝鮮の国際政治学会, 民主平和統一諮問会議, 統一研究員主催で開かれた朝鮮半島平和統一シンポジューム参加し、「過去20年間、北朝鮮の核脅威を緩和させるためのアメリカと韓国の政策は失敗してきた」と指摘し、朝鮮と前提条件なしに対話を再開しなければならないと主張した。

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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