コリアニュース №580(2015.2.5)
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朝鮮外務省スポークスマン、「特別報告者」の妄言を非難

国連人権理事会のマルズキ・ダルスマン朝鮮人権問題担当「特別報告者」が、AP通信とのインタビューで朝鮮の最高尊厳を誹謗する発言を行ったことと関連し、朝鮮外務省スポークスマンは4日、朝鮮中央通信の質問に次のように答えた。

(以下全文)  去る2日、国連人権理事会の朝鮮人権問題担当「特別報告者」ダルスマンは、米国のAP通信とのインタビューで、「北朝鮮において人権と現政権は共存できない」としながら、朝鮮の「指導部交代」を云々する妄言を吐いた。

 この者の妄言は、われわれに対する病的な拒否感に捕らわれている米国支配層の反共和国誹謗中傷をそのまま真似たものであり、人権擁護の仮面を被りわれわれに対する米国の敵対策動の突撃隊に名乗り出た、汚い手先としての正体を明らかにした。

あまりにひどい発言のため、この者にインタビューした通信社までもが、まるで米高官たちから聞こえてくるような言葉だと驚きを表した。

わが軍隊と人民が絶対的に信頼し従うわれわれの最高首脳部の尊厳について、でたらめなことを言うこの者の妄動は、愚かで笑止千万なものであり、当然天罰を受けるべき無礼極まりない行為である。

 元々、ダルスマンは1965年にインドネシアで米中央情報局の後ろ盾のもとに行われた50万人の左翼・労働系活動家たちの殺害事件に関わっており、今でも米国の不純な人物たちの後援を受ける「国際指導部財団」という団体に関わっている人物である。

このような者が、今となっては米国が与えるいくらかのお金を受け取り、汚い詐欺師、御用作家に転落し、無謀にも共和国に反対する「人権」謀略騒動の先頭に立っている。

米国の手先であるこの者は米国が書いたシナリオ通り、シン·ドンヒョクのような「証言者」を仕立て上げてあちこち連れ歩き、嘘をでっち上げて国際社会を欺き愚弄し、反共和国「人権決議」に明け暮れた。

シン·ドンヒョクが偽証を認めたことによって、自分がつくり上げた詐欺文書の虚偽性が明らかになると、この者は、慌てて数百人の「証言」に基づいたものなどと詭弁を弄しながら、自分のねつ造品を正当化しようとしている。

ダルスマンは、自分が会ったという数百人の「脱北者」の名簿をすぐに公開すべきである。

そうなれば、われわれは彼がでっち上げた「証言者」という詐欺師たちの正体を一人残らず暴いて見せる。

ダルスマンと彼を雇った米国の反共和国「人権」策動の真相は、ますます白日の下にさらされることになるだろう。

誰であろうと、われわれの最高尊厳を誹謗することは絶対に許さず、世界で最も優れたわれわれの社会主義制度を最後まで守ることは、われわれの不変の気質であり、意志である。

われわれは、米国などの敵対勢力がダルスマンのような汚らわしい者を利用して繰り広げる狂乱的な反共和国「人権」騒動に、最後まで対抗し強硬に対決していくだろう。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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