コリアニュース №581(2015.2.20)
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朝鮮外務省スポークスマン、再び露骨になってきた 米国による反共和国「人権」騒動を糾弾

 朝鮮外務省は、ワシントンで17日に国連朝鮮人権状況関連「調査委員会報告書」発表1年との名分のもとに反共和国「人権討論会」が開かれるなど、米国とその追随勢力による反共和国「人権」騒動が露骨になったことと関連して、19日スポークスマン談話を発表した。

(以下全文) 最近、米国はありもしない「人権」問題を取り上げ、わが国を中傷・冒涜して圧力の雰囲気を鼓吹するためより一層、必死に露骨な策動をおこなっている。

去る17日、米国はワシントンで国連朝鮮人権状況関連「調査委員会報告書」発表1年というとんでもない名分の下に反共和国「人権討論会」なるものを再び開いた。

米国務省「北朝鮮人権特使」をはじめとする米国務省と国会の前職・現職の人物たちと朝鮮人権状況関連「調査委員会」前委員長、「特別報告者」などが参加して「脱北者」たちまで引き込んで開いた「討論会」では、すでに台無しになった虚偽捏造資料を再び持ち出してわが国を悪辣に誹謗する茶番劇を演じた。

昨年米国の直接的なコントロールの下でつくられた「調査委員会報告書」と国連総会「人権決議」が「脱北者」だという嘘つきの虚偽証言に基づいて捏造され強行採決された詐欺文書に過ぎないということはすでに白日の下にさらされた。

一方で、米中央情報局の非人間的な拷問などの蛮行、米国内で蔓延している過酷な人権蹂躪行為が暴露され、国際社会の大きな驚きと怒りを呼び起こしている。

内外で窮地に追い込まれた米国は、その哀れな境遇から何とか抜け出し国際的非難と攻撃の矢を他人向けさせようと反共和国「人権」騒動に固執している。

われわれとの軍事対決には到底勝ち目がないことを自ら認めた米国が「内部瓦解」を妄想し、極めて空虚な「人権討論会」を開いていることは誠に可笑しなことである。

昨年、米国が国連総会を前に「北朝鮮人権関連高位級会議」を開いた時と同じように今回もわれわれは、愚かな詐欺劇を直ちにやめるよう強く要求したが、米国が「討論会」を強行しようとする中で、当事者として参加するとの正正堂々たる立場を公式に通知した。

しかし、米国はわれわれの要求を最後まで拒絶し、この「討論会」なるものが一種の路地裏における内輪の空論論に過ぎないということを自ら示した。

米国とその追随勢力は、本当に人権に関心があるならば、ありもしないわれわれの「人権問題」を持ち出して今回の「討論会」のような謀略に固執するのではなく、世界的糾弾の対象となっている米国の拷問や蛮行、南朝鮮で敢行されている「保安法」による弾圧騒動など、彼ら自身の人権蹂躪行為を終息させるほうがよいであろう。

米国とその手先が絶えずくり広げる卑劣な反共和国「人権」騒動は、わが軍隊と人民の沸き上がる激怒と敵意をより一層加熱させている。

われわれは、米国とのどんな対決にもすべて準備できており、敵対勢力の無謀な「人権」挑発策動を超強硬対応で最後まで粉砕てしまうだろう。

わが人民が選択し強化発展させてきたわれわれの社会主義制度を誹謗中傷しどうにかしてみようとする敵対勢力の策動は必ず惨めな破滅を免れないだろう。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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