コリアニュース №588(2015.3.23)
印刷
朝鮮人民軍前線部隊が公開通告:「わが最高尊厳と体制を誹謗する無謀なビラ撒布行為を無慈悲に懲罰する」

 南朝鮮の極右保守団体が「天安」号沈没事件発生から5年になる26日を前後して、共和国側地域に反共和国ビラ50万枚と映画「ザ・インタビュー」を収録したDVD数千枚を撒布するとしたことと関連し、朝鮮人民軍前線部隊は21日、南朝鮮当局に対し、「ザ・インタビュー」のDVD撒布は共和国に対する最も重大な政治的挑発であり事実上の宣戦布告であると警告し、次のような公開通告を送った。

(以下要旨) 1. 朝鮮人民軍前線部隊管轄下の全ての火力攻撃手段は、事前の警告なしに無差別の気球消滅作戦に突入する。

 われわれの自主権が行使される領空、領土、領海に対するいかなる侵犯も許されないというのは、われわれの不変の立場である。

反共和国ビラ撒布が軍事境界線と海上、空中のどこで行われようと、その撒布手段が風船であろうと無人機であろうと、その撒布方法が公開的であろうと非公開であろうと、気球消滅作戦に投入されるわが軍の火力攻撃手段の標的から絶対に脱することはできない。

気球消滅作戦には前線部隊が装備している強力な火力攻撃手段が投入されるだろう。

2. われわれの正々堂々たる物理的対応措置にあえて挑戦する場合、無慈悲な2次、3次的懲罰攻撃が加えられるだろう。

 ビラ撒布に対するわれわれの物理的対応は何をもってしても否定できない正々堂々たる自衛的措置である。

もしわれわれの自衛的措置に対し「膺懲」を口実に「原点攻撃」、「支援勢力攻撃」などと挑発するならば、想像を絶する2次、3次的な連続懲罰攻撃が開始されるだろう。

3. 反共和国ビラ撒布が強行される場合、その近隣地域及び軍事境界線に接する一帯の南側住民たちは安全上、事前に退避することを勧告する。

 わが軍隊の無慈悲な攻撃対象は徹頭徹尾、ビラ撒布を黙認、庇護、助長する同族対決狂信者たちである。

われわれは敵対勢力の無謀な行いにより、無垢な南側住民たちが些細な被害を被ることを望まない。

南側住民たちは、反共和国ビラ撒布行為により軍事的攻撃が加えられる地域から脱出し、安全地帯へと退避すべきである。

4. ビラ撒布によりもたらされる破局的結果の責任は全て、南朝鮮当局が負うことになるだろう。

 わが軍隊はビラ撒布のような心理戦行為に固執する敵対勢力の奸悪な企てをすでに見抜いている。

もたらされる重大な結果の責任は、全て不純な企みにより対決妄動を引き起こした南朝鮮当局が全民族の前で負うことになるだろう。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


是非アクセスしてご覧下さい