コリアニュース №593(2015.3.30)
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朝鮮対外文化連絡協会が声明で、朝鮮総聯に対する日本反動勢力の政治弾圧を厳しく糾弾

 朝日間の民間交流で朝鮮側の窓口的役割を果たしている朝鮮対外文化連絡協会が3月30日、警察当局が行った朝鮮総聯議長と副議長宅の強制捜索を糾弾する声明を発表した。

(以下全文) 3月26日、日本反動警察は数十人の警察官と装甲車まで動員し、わが共和国の最高人民会議代議員であり、尊厳ある海外公民団体の責任者である朝鮮総聯中央常任委員会議長、副議長の自宅を強制捜索するファッショ的暴挙をはたらいた。

朝鮮総聯が在日朝鮮人の民主主義的民族権利を擁護するわが共和国の合法的な海外同胞団体として、朝日間に国交がない状況下で共和国の外交代表部的役割を果たし、両国人民間の善隣友好関係発展のためにあらゆる努力を傾けてきたことは周知の事実である。

さらに、過去わが国を不法占拠し40年間、中世紀的な植民地統治を強要した日本には、みずからが犯した過去の罪の悲惨な被害者である在日朝鮮人の人権と生活を守り、総聯の活動を保障すべき法的、道徳的義務が課せられている。

にもかかわらず、敗戦70年になる今日まで過去の清算を必死に回避し、反共和国、反総聯策動を悪辣に行ってきた日本の反動勢力が今回、総聯連中央の責任者の自宅にまで不法に押し入る妄動を行ったことは、わが共和国とわが民族に対する敵意がどこまでに至っているかを如実に示している。

何の法的妥当性と科学的根拠もなしに朝鮮総聯をある事件疑惑と無理に結びつけて行われた日本警察当局の強制捜索に対し、日本の法曹界や言論界など各界からは、日本国憲法と刑事訴訟法に反する違法捜査、在日朝鮮人に対する人権蹂躪、民族差別という糾弾の声が上がっている。

朝鮮対外文化連絡協会は、日本の反動警察の強制捜索騒動をわが共和国の主権に対する乱暴な侵害行為、朝鮮総聯と在日朝鮮人に対する無分別な政治弾圧と人権蹂躪、朝日両国人民の間に敵対感情を吹き込もうとする時代錯誤的な対決策動として、断固糾弾する。

日本当局は今回のファッショ的暴挙について、わが共和国と朝鮮総聯に謝罪し責任者を厳格に処罰するべきであり、総聯と在日朝鮮人に対する迫害と弾圧を直ちに中止すべきである。

われわれは、この機会に日本の各界人士と正義と人権を大事にする世界の広範な人々が朝日関係を最悪の状況に追い込み、両国人民間に不信と反感を吹き込もうとする日本の反動勢力の時代錯誤的な反共和国、反総聯策動を反対・排撃する声を高めていくとの期待を表明する次第である。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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