朝鮮労働党機関紙・労働新聞は31日、朝鮮総聯の議長、副議長宅に対する日本当局の不当極まりない強制捜索と関連し「強盗さながらの総聯弾圧を許さない」と題する記事を掲載した。
(以下要旨)
日本の反動勢力が朝日関係史上最悪の反共和国、反総聯挑発行為を行った。
これまでも日本では朝鮮総聯を狙い打ちにしたわが共和国の自主権を傷つける悪行が数多く行われたが、総聯議長の自宅まで土足で踏み込んだ妄動はなかった。
ほかならぬ「不幸な過去の清算と懸案問題解決」で朝日関係を前進させると騒いでいる日本当局によって、このような暴挙が堂々と行われた。
これをどう見るべきなのか。
事態はわが共和国と朝鮮総聯を目の敵にしている日本の反動勢力の挑発策動が、日増しに凶悪になっており、彼らがしきりに騒いでいる朝日関係改善とは、みずからのよこしまな胸の内を覆い隠す偽装物にすぎないということを如実に示している。
日本の反動勢力による今回の弾圧騒動は、妥当な法的根拠ではなく不純な政治的動機から発した共和国と総聯に反対する挑発であり、その目的は明確である。
日本社会に反共和国、反総聯感情を吹込み、日本帝国主義による植民地の過去史清算に対するわが民族の強い要求と国際世論を黙殺し、自らの右傾化政策を合理化することにある。
また、今回の強制捜査騒動には、朝日関係改善への時代的流れに人為的障害をもたらそうという不純な勢力の政治的陰謀が裏打ちされている。
朝日両国に国交がない状況で、朝鮮総聯はわが共和国を代表する外交代表部的役割を果たしてきた。
結局、総聯の責任者に対する人権蹂躙という蛮行は、朝日関係を悪化させる故意の策動としか見ることができない。
最近、日本の反動勢力がわが共和国に対する独自「制裁」を再び延長しようと慌ただしく動いていることがそれを立証している。
愚かな妄想家たちに忠告するが、朝鮮総聯に対する迫害は朝日関係を取り返しがつかない最悪の事態に追いやる自滅行為である。
われわれは共和国の尊厳高い海外公民団体である総聯と在日同胞に対する日本の反動勢力の弾圧策動を絶対に許さず、それに断固対処いていくだろう。
日本当局が真に朝日関係の改善を望むのであれば、朝日関係の運命を台無しにする今の事態を前に深思熟考し、軽率で無分別な今回の強制捜索の蛮行に対して朝鮮総聯とわが共和国に厳粛に謝罪すべきである。
(了)
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