コリアニュース №627(2015.11.6)
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朝鮮外務省報道官 日本軍性奴隷被害問題は全朝鮮的に解決されなければならない

朝鮮外務省報道官は5日、日本が南朝鮮に「日本軍慰安婦」問題の早期解決の為に努力すると約束したことに関し、朝鮮中央通信記者の質問に次のように答えた。

(以下、全文) 報道によると11月初旬、ソウルで行われた日本と南朝鮮の首脳会談で「日本軍慰安婦」問題を早急に解決するために協議を「加速化することにした」という。

 周知のように、日帝の朝鮮占領と第2次世界大戦の時、日本国家によって組織的に行われた日本軍性奴隷犯罪は女性の尊厳と貞操、肉体を根こそぎ蹂躙した、時効のない極悪非道の特大型人権蹂躙犯罪で、日本が必ず精算しなければならない罪悪の一つである。

 日本は前世紀40余年間におよぶ朝鮮占領期間、わが人民に840万余名の強制連行、100万余名の虐殺、20万名の女性たちに対する性奴隷化、「創始改名」、生体実験のような前代未聞の犯罪を犯しておきながら、それに対する清算を敗戦後70年が過ぎても回避してきた。

 最も残忍で醜悪な犯罪行為は、加害者が被害者の一方だけにうまく言い繕ってごまかせる問題ではない。

 日本軍性奴隷被害者は朝鮮半島の南側だけに存在するのではなく、北側にも存在するがゆえに、全朝鮮民族が被った被害を全朝鮮的に解決しない限り、この問題は終局的に解決しない。

 日本は日本軍性奴隷犯罪をはじめ朝鮮人民に犯したすべての特大型反人倫犯罪と被害に対する国家的責任を認め、一日も早く全朝鮮民族が納得できる賠償をしなければならない。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

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