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コリアニュース №650(2016.4.1)
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朝鮮外務省スポークスマン 朝鮮半島の情勢激化の責任をわれわれに転嫁する米国を糾弾

朝鮮外務省のスポークスマンは31日、米国が朝鮮半島の情勢激化の責任を転嫁しようとしているとして、以下のような談話を発表した。

(全文) 米国が朝鮮半島情勢激化の責任をわれわれに転嫁しようとする愚かな試みをしている。

米国はみずからの悪辣な侵略戦争策動と制裁圧殺騒動に対処した、われわれの正々堂々たる自衛的対応措置を「挑発」、「威嚇」などと喧伝しながら、あたかもわれわれのせいで朝鮮半島情勢が緊張しているかのように、白黒を転倒させている。

はっきりさせておくが、今日の重大な事態は、徹頭徹尾、米国がつくり出したものである。

われわれが核兵器を持つようになったのも、今日に至って先制攻撃的な対応方式を選ばなければならなくなったのも、すべて米国のせいである。

米国の核威嚇と恐喝は、決して昨今に始まった一時的な現象や抽象的な概念ではなく、米国がわれわれに対する核先制攻撃を政策化し、数十年間、日々行ってきた現実的な威嚇である。

米国は前世紀の50年代にすでにわれわれに対する核攻撃を画策し、新世紀初頭にはブッシュ政権が、非核国だったわが国を「悪の枢軸」、核先制攻撃対象に公式に指定した。

オバマ政権もやはり2010年4月、われわれを核不使用対象国のリストから除くことによって、われわれに対する核先制攻撃の企図を露骨に表し、今も中断することなくそう公言している。

米国は毎年、大規模合同軍事演習をくり広げ、各種の核戦争装備を動員しわれわれを狙った核攻撃を実践的に準備してきた。

とくに米国が今回、くり広げた「キー・リゾルブ」、「フォール・イーグル16」合同軍事演習の規模と挑発的性格は前例のないものである。

米国は、南朝鮮傀儡とともに30万余の大兵力と「B-52」核戦略爆撃機、核潜水艦、原子力航空母艦打撃集団を総動員し、「北縦奥内陸侵攻作戦」と「平壌占領作戦」など、われわれの「制度転覆」を目標とする実戦訓練に狂騒している。

今回の合同軍事演習の侵略性と危険性は、米国がこれまで「定例的」であり、「防御的」だとしてきた看板さえも投げ出し、われわれの最高指導部を狙った「斬首作戦」と戦略打撃手段に対する「ピンポイント式打撃」を実践的に確かめたかと思えば、天をも恐れずにわれわれの最高指導部の執務室を破壊するための極悪非道な「精密打撃訓練」まで行うなど、無謀な挑発を公然と行っているところにある。

主権国家の指導部を特殊作戦で除去すると公言しながら、奔走する狂人の挑戦を容認する国家や政府などこの世にいない。

不届きにも、われわれの最高尊厳を傷つけようとする敵は天罰を受けて当然である。

交戦関係にある敵国が膨大な核戦争装備を総動員し、目の前で不意の奇襲打撃訓練を繰り広げ、到底口にすることさえできない「斬首作戦」なるものを実際に準備していることをはっきりと知りながら、耐え忍んで自制するなどということは、絶対にありえない。

屈辱的な自制と譲歩がむしろ、さらなる破滅と動乱につながるということは歴史の教訓であり、厳然たる現実である。

世界最大の核兵器保有国であり、世界で唯一の核兵器使用国である米国が、われわれを核先制攻撃対象と指定し、核威嚇をひたすら増大させ、侵略の機会を狙っている状況のもとで、いささかのその兆候を見せる場合、わが軍隊が断固たる核先制打撃で対応することは、国家の安全と平和を守るための明白な自衛権行使となる。

米国は核でわれわれを威嚇すると同時に、極端な政治経済的圧迫策動に固執している。

米国が国際法的にも明確に保証されている主権国家の自衛権と合法的権利に言い掛かりをつけながら、国連安全保障理事会において「制裁決議」をでっち上げたことは、わが国の自主権に対する乱暴な蹂躙であり、世界平和と安全に対する重大な威嚇であり、専横の極致である。

米国は国連を舞台に前代未聞の悪辣な対朝鮮「制裁決議」をでっちあげたことでも飽き足らず、空いた穴を塞ぐとして、われわれの通常の貿易活動を完全に遮断し、果ては、われわれと取り引きする他国を「処罰」すると言う強盗さながらの単独制裁策動をはばかることなくくり広げている。

「人類の平和と安全に対する犯罪に関する法典」には、ある国が他国に自分の意志を強要しながら利益を追求するために政治経済的な強圧措置を講じ、その国の内政に干渉する行為を人類の平和と安全に対する犯罪と規定されている。

報復性を帯びた制裁を加えるのも国際法違反であり、とくに主権国家に対する封鎖型の制裁は侵略行為として国際法に全面的に背向くものである。

にもかかわらず、米国が国連の名を使って「制裁」を科すだけで飽き足らず、国連安全保障理事会でも通過させられなかった、不法無法の制裁項目までも実行しようと追従勢力を引きいれて狂騒していることは、国際法をくり出したすべての国に対する愚弄であり、国際社会体全般の非難を受けて当然の強権行為である。

国連と国際社会の上に君臨した頭目のように振る舞い、不法で強盗さながらの手段と方法をすべて動員してでも、主権国家を窒息させようとする米国の無分別な策動は絶対に容認できない。

米国がわれわれに対して行っている軍事的威嚇と敵対行為が、われわれの最高指導部と「制度転覆」を狙った妄動であるということが火を見るより明白になった以上、われわれは神聖な最高尊厳と自主権、生存権を守るため、正面から受けて立つしかない。

米国の核威嚇と恐喝、合同軍事演習、制裁圧殺策動こそが、朝鮮半島情勢を核と核が衝突する一触即発の極端な状況にエスカレートさせている根源である。

わが軍隊と人民は、米国をはじめとする敵対勢力の無分別な核戦争挑発策動と制裁圧迫騒動に対処し、正々堂々とした自衛権を断固行使する敵撃滅の意志に溢れている。

われわれは、米国がわれわれの最高利益と自主権を少しでも侵害しようと試みる場合、即刻、核武力を含むすべての手段を動員し無慈悲な懲罰を加えるであろうし、われわれの自主権と地域の平和と安全に対する威嚇を根源から残らず取り除いてしまうであろう。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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