朝鮮外務省は7日、米国がわが共和国に対する前代未聞の最も悪らつな敵対行為を敢行したことに関連してこれを糾弾する声明を発表した。
(以下はその要旨)
米国は6日、虚偽とねつ造で一貫したわれわれの「人権問題」に関連する国務省の報告書とそれに伴う財務省の特別制裁対象のリストを発表し、われわれの最高指導部に言い掛かりをつけるきわめて愚かな妄動を働いた。
声明は、米国がわが国を悪らつに罵ったあげく、われわれの最高尊厳に言い掛かりをつけたのは決して許されない大罪である。
わが軍隊と人民が心を尽くして仰ぎ従うわれわれの最高指導部は、わが国の尊厳と自主権の象徴であり、わが千万軍民の運命のすべてである。
米国がわれわれの最高尊厳にあえて挑戦してきたのは、「人権問題」を巡る対立を超越した最悪の敵対行為として、われわれに対する公然たる宣戦布告である。
米国がわれわれの最高尊厳を害する特大型の罪を犯すことで、われわれとの全面対決の「レッド・ライン」を越えた以上、われわれは必要なあらゆる対抗措置を取る権利を正々堂々ともつこととになった。
現在の重大な事態に対処し、朝鮮外務省は次のように表明する。
第一に、米国はあえてわれわれの最高尊厳を侵害する今回の制裁措置を即時、無条件的に撤回すべきである。
第二に、米国がわれわれの要求を拒否する場合、朝米間のすべての外交チャンネルとルートは即時、遮断されるであろう。
米国がわれわれに宣戦布告をした以上、これから米国との関係において提起されるすべての問題はわが共和国の戦時法によって処理されるであろう。
第三に、米国の対朝鮮敵視策動がわれわれの最高尊厳を侵害する最悪の段階に至っていることと関連し、われわれは米国の敵対行為を断固粉砕するための超強硬的な対応措置を取っていくであろう。
米国の支配層は、われわれの最高尊厳を侵害したみずからの妄動がどれほど愚かで、無謀なのかを骨身に染みるほど体験することになるであろう。
(了)
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