朝鮮国家宇宙開発局は、第71回国連総会第4委員会で朝鮮代表が共和国の正当な人工衛星打ち上げと平和的な宇宙利用権利に対する原則と立場を表明したことに対し、南朝鮮の代表が言いがかりを付け、騒ぎ立てたことと関連し、次のようなスポークスマン談話(要旨)を発表した。
国の経済発展と科学技術発展のために平和的な衛星を開発し、利用するのは誰もとがめられない主権国家の合法的な自主的権利である。
われわれの衛星打ち上げが自主権尊重と平等を基本原則とする国連憲章や宇宙の平和的利用を規制した宇宙条約をはじめ、国際法に完全に適する合法的で普遍の権利行使だということは言うまでもない。
われわれの衛星打ち上げと宇宙の平和的利用権を「決議違反」や、「違法」だと言い掛かりをつけた南朝鮮当局の妄動は無知で非道な強弁にすぎない。
事実、朴槿惠逆賊一味の騒ぎ立てている国連「決議」というものは、安全保障理事会の権能を逸脱した米国主導の強権と専横の所産であり、われわれは初めから公正性と適法性、道德性を喪失した強盗さながらの文書を認めたこともなく、すでにごみ箱に捨てられて久しい。
まして、何の自主権もなく米国の植民地である南朝鮮が、あえて自主的尊厳を誇り高く持ち、衛星を製作し打ち上げることのできる国としての威容を轟かす、わが国の平和的な宇宙利用権に言い掛かりをつけることは、実にばかげており見苦しい限りである。
国連憲章や宇宙条約のどこにも、衛星打ち上げ技術が長距離弾道ミサイル開発に利用されるので衛星打ち上げが違法であり、国連安全保障理事会が個別的な国連メンバー国の平和的な宇宙利用権を侵害する権限があるという規定条項はない。
もし、われわれの衛星打ち上げが問題になるなら、米国をはじめ宇宙に衛星を打ち上げた国々がすべて問題視されるべきであるし、他人の力を借りて中途半端な衛星を打ち上げた南朝鮮もやはり国際的制裁の対象になって当然だろう。
われわれの驚くべき衛星開発速度にいくら腹が煮えくり返ったとしても、国際舞台の場で誹謗中傷しようとするなら、それくらいの初歩的な理知や常識くらいは備えておくべきであろう。
今回、南朝鮮の代表が国連総会でさらした極めて奇怪な醜態は、なんとしてでもわれわれの自主的権利行使を「挑発」として罵倒し、国際的な制裁圧迫の雰囲気を醸し出そうとする朴槿恵逆賊一味の腹黒い下心によるものである。
「犬は吠えるがキャラバンは進む」と言われているように、宗主国と仰ぐ米国にこびへつらって余命を維持する朴槿恵傀儡一味が、いくら狂犬のように吠えても、われわれは国家宇宙開発5カ年計画に従ってチュチェの衛星をより多く打ち上げ、広大な宇宙征服のために力強い進軍を続けるであろう。
(了)
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