昨年、朝鮮に設立された「日本研究所」所長の車成日・外務省日本担当副局長が11日に共同通信の書面インタビューに応じ、「朝鮮の若い世代に朝日間の歴史問題や懸案などについて正確な認識を持ってもらうために日本研究所が設立された」と説明した。
車所長によると「日本研究所」は、外務省の日本担当者と日本を研究する学者、報道機関の記者たちで構成され、所長、副所長をはじめ上級研究員と研究員がおり、日本の政治、経済など各分野の研究をおこなっているという。
車所長は「朝日両国間には今世紀に入っても非正常な関係が続いており、歴史的経緯を知らない世代が社会の中心になっている」と指摘し、朝日関係の経緯などを広く知らせる必要があると強調した。
また車所長は「今後、日本の研究機関と学者、記者たちと必要な接触と交流を実施することも想定している」と述べ、日本との将来的な交流に期待を示した。
朝鮮の若きストライカーがセリエAのクラブに入団!
11日、イタリアサッカーリーグ・セリエAのカリアリがホームページを通じて、朝鮮の若きストライカーであるハン・グァンソンの入団を発表した。
ハン・グァンソンは1998年生まれの18歳で身長は178㎝。
数年前からスペインのリーガ・エスパニョーラの名門バルセロナ・サッカーアカデミーに留学しており、両足を使いこなす得点感覚に優れたストライカーだ。
2014年のAFC U-16選手権で南朝鮮との決勝戦を含め4得点を記録し、優勝に大きく貢献したのに続き、翌年にチリで行われたFIFA U-17ワールドカップにも代表として出場した。
昨年、イギリスの新聞「ガーディアン」が掲載した1998年生まれの有望選手50人にも選出されている。
また、朝鮮男子サッカーA代表の監督に就任したアンデルセン氏も昨年、ノルウェー・メディアのインタビューで「朝鮮が排出した最初のグローバルスターになるだろう」と述べ、太鼓判を押している。
朝鮮では近年、ピョンヤン国際サッカースクールを開設したのに続き、セリエAの名門であるペルージャ傘下の「イタリアサッカーマネージメント」が主催するキャンプにも積極的に参加するなど、選手育成に力を注いでいる。
(了)
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