コリアニュース №701(2017.6.5)
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朝鮮外務省スポークスマン談話:米国とその追従勢力が正しい選択をするまで、「チュチェ弾」の壮快な雷鳴は、多発的かつ連続的に絶えず響き渡る

朝鮮民主主義人民共和国外務省スポークスマンは4日、国連安保理が対朝鮮「制裁決議」を採択したことと関連し以下のように談話を発表した。

(全文)  われわれの自主的国防工業が多段階的かつ連続的にとどろかせた勝利の砲声に慌てふためいた敵対勢力が卑劣な反朝鮮国際制裁圧力策動にしがみついている。

 6月3日、国連安全保障理事会は、核戦力強化のためのわれわれの弾道ミサイル発射に言い掛かりをつける「制裁決議」なるものをまたもデッチ上げた。

 米国が中国と長い間「協議」してつくり上げたという今回の「決議」は、われわれの核・ミサイル計画に関連する機関と個人を「追加制裁」の対象に規定した。

 これに先立ち、米国はわが国に対する「独自制裁」を発表し、われわれとつながりのあるというロシアなど第三国の企業と個人に対する「二次的制裁」も含めた。

朝鮮民主主義人民共和国外務省は、米国と国連安保理がまたもくり広げた反朝鮮「制裁」策動を、われわれの核戦力強化を阻み武装解除させ経済的に完全に窒息させることを狙った悪辣な敵対行為として峻烈に糾弾し全面的に排撃する。

 自分たちは、世界で最も完成した兵器体系を永遠に独占するために核兵器の近代化など軍備増強に没頭しながらも、他国は核や「弾道」という言葉のついたいかなる実験、発射もできないということこそ、厚顔無恥な傲慢と独善、二重基準の極みである。

 2カ国が裏部屋で勝手にデッチ上げた「制裁決議案」を国連安保理で強圧的に通過させ、それを「国際社会の総意」として押し付けているのは、国際正義を踏みにじり、自らの利益だけを追求する強権と専横の赤裸々な表現である。

われわれの核戦力強化は、米国が行っている前代未聞の核戦争威嚇と制裁圧力策動を粉砕し、朝鮮半島と地域の平和、安全を守るだけでなく、真正な国際正義を実現するための正々堂々たる自主権の行使である。

わが国に反対する「制裁決議」をデッチ上げた国が、それを通じてわれわれの核戦力の目覚ましい発展を少しでも遅らせ阻むことができると考えているなら、それは完全な誤算である。

 彼らは自らの卑劣で無分別な行為が、望むものとは正反対の結果を招くことをはっきりと見ることになるであろう。

 彼らが今回、対話などという決まり文句を並べ立てたが、不当な前提条件を設けて「最大限の圧力」を加えながら、対話をうんぬんするのは話にならない。

 われわれは、誰が何と言おうと、いかなる制裁と圧力を加えようと、国の自主権と民族の生存権を守り、真正な国際正義を実現するために選択した核戦力強化の道から一歩も退かず、最後の勝利に向かってさらに力強く前進するであろう。

 米国とその追従勢力が朝鮮半島の核問題の根源とその解決方法を悟り正しい選択をするまで、高度に精密化され多種化された「チュチェ(主体)弾」の壮快な雷鳴は世界を揺るがし、多発的かつ連続的に絶えず響き渡るであろう。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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