コリアニュース №710(2017.9.6)
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朝鮮外務省:「米国の制裁・圧迫策動には朝鮮式の対応方式で応える」

朝鮮外務省スポークスマンは5日、米国が朝鮮の大陸間弾道ロケット装着用水爆の実験に言い掛かりをつけ制裁・圧迫策動に執着していることに関し、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

(全文) われわれが断行した大陸間弾道ロケット装着用の水爆実験をめぐって、米国が先頭に立って「糾弾」劇をくり広げ、反共和国制裁策動に熱を上げている。

4日、国連安保理緊急会議の場で米国代表は、朝鮮は国際社会の意思を無視し戦争だけを望んでいるなどと喧伝しながら、新たな「制裁決議」の採択を強要した。

米国がわれわれの自衛的核戦力強化に言い掛かりをつけ、わが国のイメージを傷つけようと狂奔しているのは、緊張激化と核威嚇の張本人としての正体を覆い隠すための詭弁である。

トランプが吐いた「炎と怒り」云々の暴言と、今くり広げられている米国のヒステリックな反共和国圧殺騒動は、米国こそ朝鮮半島の平和と安定を願う国際社会の意思を無視し、戦争だけを追求する強盗であることを明白に実証している。

大陸間弾道ロケット装着用の水爆実験は、われわれが選択した並進の道で必ず通過になければならない正常な工程であり、誰も言い掛かりをつけることはできない。

われわれは、数十年という長きに渡って続く米国の敵視策動と核の威嚇と恐喝を根源的に取り除くために、核保有を選択し、経済建設と核武力建設を並進させる戦略的路線を堅持している。

トランプ政権時代になって、われわれの自主権と生存権、発展権を完全に抹殺しようとする米国の策動がより無分別になっていることに伴い、われわれは国家核戦力強化にいっそう拍車をかけざるを得なくなった。

われわれが今回行った大陸間弾道ロケット装着用の水爆実験は、核戦力完成の完結段階の目標を達成するための一環である。

これで、われわれは地球上のどこにいる侵略勢力も断固撃退し、朝鮮半島と地域の平和と安全をりっぱに守れる最強の核抑止力を備えることになった。

米国が「すべての選択肢」を云々し、政治と経済、軍事の各分野で前代未聞の悪らつな制裁と圧力を加えることで、われわれを脅し後戻りさせられると考えているのなら、それより大きな誤算はない。

米国の強盗さながらの制裁・圧迫策動にわれわれは朝鮮式の対応方式で応えるだろうし、米国はそれが招く破局的な結果について全責任を負うことになるだろう。

米国は原爆、水爆と共に大陸間弾道ロケットまで保有した名実共に核強国となったわが国家の実体を片時も忘れてはならない。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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