コリアニュース №711(2017.9.8)
印刷
「世界は朝鮮の水爆保有が、公正な国際秩序を確立するうえで、どれほど特記すべき事変になるのかを鮮明に体験することになるだろう」

朝鮮アジア太平洋平和委員会スポークスマンは7日に声明を発表し、米国をはじめとする敵対勢力の新たな対朝鮮制裁と圧迫策動を糾弾し、以下のような原則的立場を明らかにした。

1.米国はチュチェ朝鮮の水爆保有によって変わった相手の地位と重さを慎重に捉え、これ以上無策な空威張りとむやみな狂奔をやめるべきだ。

 いまだにチュチェ朝鮮の水爆実験成功に込められた至大な意味と厳しい警告をまともに判別できず、旧態の虜になって制裁と圧迫に執着するなら、米国は耐え難い類例のない断固たる対応に直面するだろう。

2.日本はみずからの境遇を理解し、これ以上米国の手足になって下品に振る舞ってはならない。

 日本の反動層に対し深い恨みを抱いているわが軍隊と人民は、米国にへつらって反共和国制裁騒動に先頭で加担してきた現日本当局の罪科まで徹底的に計算する時だけを待っている  日本は恐ろしい打撃力と命中効果を持った多種多様な原爆と水爆、ロケットを保有した世界的な軍事強国である朝鮮民主主義人民共和国が最も近くにいることを肝に銘じるべきである。

3.南朝鮮当局は、持っている物も劣り責任も持てない分際で、「強力な軍事的対応」を云々しながら無分別に振舞ってはならない。

われわれは南朝鮮を相手にするために核を開発し、水素弾まで保有したのではない。南朝鮮に対しては核や戦略弾道ロケットがなくても、いくらでも簡単に相対することができるよう準備ができているわが軍隊と人民である。  事大と屈従の鎖に縛られて引きずり回されている手先の身分でありながら、「苦しい制裁と圧迫を加えなければならない」と無分別にふれまわってはならず、子どもの戦争ごっこのような「合同打撃」なるみすぼらしい対応行動で人々の爆笑をかってはならない。

4.周辺諸国をはじめ世界は、朝鮮の核問題に対する正しい認識を持つべきである。

 世界を核で支配する侵略的野望のもとで1945年から今日までおよそ1030回以上にわたって核実験を行ってきた米国が、核威嚇に対処したわれわれの自衛的核武力強化措置に言い掛かりをつけることこそが、不義が正義に挑戦する盗人猛々しい極致である。

今まで、わが国に科されてきた米国の核恐喝と威嚇は、間違った相手に対する間違った選択だった。

 世界は、朝鮮の水爆保有が米国をはじめとする諸大国の強権と専横を終息させ、公正な国際秩序を確立するうえで、どれほど特記すべき事変なるのかを日を追うたびにより一層鮮明に体験することになるだろう。(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


是非アクセスしてご覧下さい