朝鮮外務省は11日、米国をはじめとする敵対勢力の新たな対朝鮮制裁と圧迫策動が無謀な段階に至っていることし、以下のような声明を発表した。(全文)
わが国の自主権と生存権を完全に抹殺しようとする米国の制裁・圧迫策動が極めて無謀な段階に至っている。
現在、米国はわれわれの大陸間弾道ロケット装着用の水爆実験に言い掛かりをつけ、国連安保理を盗用して史上最悪の「制裁決議」をデッチ上げようとヒステリックに策動している。
われわれは日増しに増大する米国の敵視策動と核威嚇を抑止し、朝鮮半島と地域に醸成されている核戦争の危険を防止するための手段として超強力熱核兵器を開発、完成した。
しかし、米国は大勢を直視し正しい選択をする代わりに、われわれの正々堂々たる自衛的措置をわれわれの首を絞め完全に窒息させるための口実に利用しようとしている。
われわれは、米国がすでに完結段階に入ったわれわれの国家核戦力強化を逆戻りさせようとする妄想に捕われ、血に飢えた野獣の本性をさらけ出していることに対して絶対に袖手傍観することはできない。
われわれは今、米国の行動を鋭く注視している。
米国が国連安保理でより苛酷な不法無法の「制裁決議」を最終的にデッチ上げる場合、われわれは断固として米国にそれに相応する代償を払わせるであろう。
われわれは、いかなる最終手段も辞さない準備をすべて整えている。
われわれが取ることになる次の措置は、米国にとって史上類例のない困惑を味わうものになるであろう。
世界は、われわれが米国の想像もできない強力な行動措置を連続的に取り、白昼強盗さながらの米国をいかに扱うか、はっきりと見ることになるであろう。
米国は、われわれの度重なる厳粛な警告にもかかわらず、極端な政治、経済、軍事的対決へと疾走するのであれば、取り返しのつかない破滅を免れられないということを肝に銘じるべきである。
(了)
|