コリアニュース №722(2018.1.19)
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朝鮮外務省日本研究所スポークスマン「一国の首相としてはあまりにも愚かで幼稚」

朝鮮外務省日本研究所のスポークスマンは18日、安倍政権が反共和国制裁・圧迫策動に執着していることに関し、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

最近、一部の欧州諸国を訪問した日本の首相・安倍が、これらの国々と双務関係を協議する機会に毎回、われわれの「核・ミサイル開発」と拉致問題を取り上げ、これらの国々を反共和国圧迫共助に引き入れようと悪らつに策動した。

安倍は、「北朝鮮がビリニュスとベオグラードも射程に入れる弾道ミサイルを発射した」だの、「欧州全体にとっても重大な脅威だ」だの、「最大限の圧力を通じて北朝鮮の政策を変化させなければならならない」と吹いて回った。

外相の河野もアラブ首長国連邦とカナダを訪ね、「北朝鮮が核・ミサイル開発を続けるための時間稼ぎをしている」だの、「北朝鮮の『微笑外交』にわき見をしてはならない」などとし、外交関係の断絶を訴えるなど圧力を扇動した。 安倍一味がわれわれの自衛的核抑止力に言い掛かりをつけ、反共和国圧力の雰囲気を醸成する一方、国内で「国難」をつくり上げ日本全土を恐怖の雰囲気に追い込んでいるのは、なんとしても現行憲法を改悪し日本を戦争ができる国家にしようとするところにその目的がある。

今回、安倍が欧州諸国を訪ねわが国に対する圧力を執ように説教したのは、自分らの危険極まりない目的実現のために、いかに狂奔しているのかを如実に物語っている。

圧力を強めれば、われわれが政策を変えると思うこと自体、一国の首相としてはあまりにも愚かで幼稚な考え方だと言わざるを得ない。

安倍一味が念仏のように唱える拉致問題について敢えて言うならば、われわれの誠意と努力によってすでに解決済みの問題であることは、世間が知っている事実である。

にもかかわらず、いまだに拉致問題をあちこちで取り上げるのは、長期執権を狙った欺まん劇にすぎず、その結果に対する責任は必ず安倍一味が負うことになるであろう。

数百万の朝鮮人を強制拉致し、あらゆる精神的・肉体的苦痛を与えた反人倫的犯罪に対しは清算せず、罪を上塗りするほど日本に対するわれわれの打撃もより大きくなるということを肝に銘じるべきである。

安倍一味は、天に唾する行為に執着せず、わが国の変化した戦略的地位を直視し対朝鮮政策を変更する方がよかろう。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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