コリアニュース №726(2018.3.6)
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金正恩委員長が文在寅大統領の特使代表団と会談

【労働新聞3月6日】朝鮮労働党委員長、朝鮮国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官である最高指導者金正恩同志が5日、平壌を訪問した南朝鮮大統領の特使代表団と会談した。

文在寅大統領の特使である青瓦台国家安保室の鄭義溶室長と国家情報院の徐薫院長、統一部の千海成次官、国家情報院の金相均次長、青瓦台国政状況室の尹建永室長が参加した。

朝鮮労働党中央委員会副委員長の金英哲同志と朝鮮労働党中央委員会第1副部長金與正同志が同席した。

最高指導者金正恩同志は、特使と一行とひとり一人と熱く握手し、彼らの平壌訪問を熱烈に歓迎した。

金正恩同志に特使である鄭義溶室長が文在寅大統領の親書を丁重に伝達した。

特使代表団は、金正恩同志に第23回冬季オリンピックを契機に高位級代表団をはじめ規模の大きい複数の代表団を派遣し大会が成功裏に行えるようにしてくれたことに感謝の意を伝えた。

金正恩同志は、これに謝意を表し、同じ血を引いた同胞として、同族の慶事をともに喜び、助けるのは当然なことだと述べ、今回の冬季オリンピックがわが民族の気概と威信を内外に誇示し、北南間に和解と団結、対話の良い雰囲気をつくり出していくうえで極めて重要な契機になったと語った。

金正恩同志は、南側の特使代表団一行と北南関係を積極的に改善させ、朝鮮半島の平和と安定を保障するうえで提起される諸問題について虚心坦懐な談話を交わした。

金正恩同志は、わが民族同士が力を合わせ世界にこれ見よがしに北南関係を活力あるものに前進させ、祖国統一の新しい歴史を記していこうというのがわれわれの一貫した原則的な立場であり、自身の確固たる意志であると重ねて表明した。

金正恩同志は、南側の特使から首脳会談に関連する文在寅大統領の意を伝え聞いて意見を交わし、満足いく合意をみた。

最高指導者・金正恩同志は、当該部門がこれと関連する実務的措置を速やかに取るよう指示した。

また、朝鮮半島の先鋭化した軍事的緊張を緩和し、北南間の多面的な対話と接触、協力と交流を活性化していくための問題についても深みのある意見を交わした。

金正恩同志と文在寅大統領の特使代表団間の会談は、同胞愛と真摯な雰囲気の中で行われた。

金正恩同志は、特使代表団と共に記念写真を撮った。

(了)

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