コリアニュース №764(2019.3.1)
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労働新聞:第2回朝米首脳会談について報道

労働新聞は1日、第2回朝米首脳会談について以下のように報道した。

(全文) 朝鮮労働党委員長で朝鮮国務委員会委員長であるわが党と国家、軍隊の最高指導者金正恩同志が2月28日、アメリカ合衆国のドナルドJ・トランプ大統領と再び対面し会談した。

最高指導者同志は、現地時間で午前9時から朝米首脳会談の場所であるハノイ市の「メトロポル」ホテルでアメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領と再び対面して単独会談と全員会談を行った。

朝米両首脳は単独会談と全員会談で、シンガポール共同声明を履行するための歴史的な道程で刮目すべき前進があったことを高く評価し、これに基づいて朝米関係改善の新しい時代を開いていくうえで提起される実践的な問題について建設的で虚心坦懐な意見交換を行った。

各会談では、朝鮮半島の緊張状態を緩和して平和を促し、完全な非核化のために双方が傾けた努力と主動的な措置が相互の信頼を図り、朝米両国間に数十余年間続いてきた不信と敵対の関係を根本的に転換していくうえで重大な意義を持つということについて認識を同じくした。

最高指導者同志とトランプ大統領は、シンガポール共同声明で提示した共同の目標を実行していくために現段階で必ず解決すべき問題に対する相互の見解を聴取し、その方途を真摯に議論した。

最高指導者同志とトランプ大統領は、70余年の敵対関係の中で積み重なった反目と対決の障壁が高く、朝米関係の新しい歴史を開いていく道のりで避けられない難関と曲折はあるが、互いに手を固く取って知恵と忍耐を発揮して共に切り抜けていくなら、十分に両国人民の志向と念願に即して朝米関係を画期的に発展させていくことができるとの確信を表明した。

朝米両首脳は、2回目となるハノイでの対面が互いに対する尊重と信頼をいっそう厚くし、両国関係を新たな段階に跳躍させられる重要な契機になったと評価した。

最高指導者同志とトランプ大統領は、朝鮮半島の非核化と朝米関係の画期的発展のために今後も緊密に連携し、ハノイ首脳会談で論議された問題解決のための生産的な対話を引き続き行っていくことにした。

最高指導者同志は、トランプ大統領が遠い道を行き来しながら今回の対面と会談の成果のために積極的な努力を傾けたことに謝意を表し、新しい対面を約束しながら別れのあいさつを交わした。

全世界の大きな関心と期待の中で行なわれた第2回朝米首脳対面と会談は、朝米関係を両国人民の利益に即して発展させ、朝鮮半島と地域、世界の平和と安全に資する意味のある契機になる。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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