コリアニュース №779(2019.5.9)
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朝鮮外務省「正常な自衛的な軍事演習、特定な国を狙ったものいでははい」

朝鮮外務省スポークスマンは8日、一部勢力が最近行われたわれわれの軍事訓練について言い掛かりをつけていることと関連して、朝鮮中央通信社記者が提起した質問に次のように答えた。

(以下全文) 既に報道されたように4日、朝鮮東海上では最前線・東部前線防衛部隊の大口径長距離放射砲、戦術誘導兵器の運用能力と火力任務遂行の正確性、武装装備の戦闘的性能を判定検閲し、これを契機に全軍を名射手、名砲手運動へとさらにより力強く呼び起こし、日常的な戦闘動員準備を抜け目なく備えさせることに目的にした火力打撃訓練が行われた。

訓練を通じて、いつ、何時、命令が下されても即時戦闘に進入できるよう、万全の態勢を整えている最前線と東部前線防衛部隊の迅速反応能力が再び実証された。

ところが、われわれのこのような正常的で自衛的な軍事訓練について悪意に満ちた発言をする一部の勢力がいる。

われわれが今まで朝鮮半島の平和と安定のために、重大な戦略的決断を要求する措置を推し進めてきたことについて、また、それに対する当然の相応措置を取ることもなく、6.12朝米共同声明履行が膠着状態に陥ったことに関し、われわれが最大限の忍耐力を発揮していることについては沈黙を守ってきた国々が、われわれが最近行った正常的で自衛的な軍事訓練に対してのみ横やりをいれ悪意に満ちた発言をしている。

今回、わが軍隊が行った訓練は誰かを狙ったものではなく、正常な軍事訓練の一環として、地域情勢を悪化させたこともない。

どんな国も国家防衛のための軍事訓練を行っており、これは極めて正常なことで、一部の国々が他の主権国家を狙って行う戦争演習とは明確に区別される。

去る3月と4月だけでも南朝鮮では、米国‐南朝鮮合同軍事演習「同盟19-1」と連合空中訓練が行われ、今この時にも、われわれを狙った戦争演習計画が絶えず作成されている。

しかし、いかなる理由にせよ、こうした挑発的な軍事訓練や戦争演習については誰も言及していない。

ただ、われわれの正常な自己防御的な軍事訓練に対してのみ、挑発だと言い掛かりをつけるのは、わが国家の武装解除まで徐々に圧迫し、最後にはわれわれを呑み込もうと襲い掛かる企図の露骨な表れである。

われわれは、これについて大変不快で遺憾に思っており、警鐘を鳴らす。

一部の勢力が何者かに促され、われわれにむやみに言い掛かりをつけながら、わが自主権、自衛権を否定しようとするなら、われわれも彼らも望まない方向にわれわれを至らしめる結果を招きかねないということを肝に銘じた方が良いだろう。

われわれは、このような勢力の今後の言動を見守る。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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