コリアニュース №882(2022.3.1)
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朝鮮外務省スポークスマン:「ウクライナ事態の根源は米国と西欧の覇権主義政策にある」

朝鮮民主主義人民共和国外務省スポークスマンは、最近米国がウクライナの事態をきっかけに、ロシアに対する制裁圧迫策動を強化していることと関連し、2月28日に朝鮮中央通信社の記者の質問に次のように答えた。

周知のように今、ウクライナの事態が国際社会の耳目を集めている。

ウクライナの事態が発生した根源は、全面的に他国に対する強権と専横を繰り返している米国と西欧の覇権主義政策にある。

米国と西欧は法律的な安全担保を提供することを求めるロシアの合理的で正当な要求を無視したまま、是が非でもNATOの東方拡大を進め、攻撃兵器システムの配備まで露わにするなど、欧州での安全保障環境を体系的に破壊してきた。

イラク、アフガニスタン、リビアを廃墟してしまった米国と西欧が、今になって自ら触発した今回のウクライナ事態をめぐり「主権尊重」と「領土保全」を云々することは全く理屈に合わない。

今日、世界が直面する最大の危険は、国際平和と安定の根幹を崩している米国とその追従勢力の強権と専横である。

現実は、主権国家の平和と安全を脅かす米国の一方的かつ二重基準的な政策がある限り、世界にはいつになっても平穏がやどらないということを改めて如実に実証している。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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