コリアニュース №886(2022.9.2)
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朝鮮外務省スポークスマン「米国と追随勢力の反朝鮮「人権」謀略策動を断じて許さ ない」

朝鮮民主主義人民共和国外務省のスポークスマンは、国連人権理事会の朝鮮人権状況 「特別報告者」が南朝鮮を訪問していることと関連して9月2日、朝鮮中央通信社記 者の質問に次のように答えた。

先日、「就任声明」なるもので、わが共和国に対する無知と偏見をさらけ出した国連 人権理事会の朝鮮人権状況「特別報告者」が今回、南朝鮮を訪問し、またもわれわれ の神聖な制度と国権を侵害する許せない妄言を並べ立てた。

われわれはすでに、米国の操り人形に過ぎない「特別報告者」のポストに誰がつこう と、認めず相手にしないという原則的な立場を明らかにし、初歩的な人間的良心も投 げ捨て言行をわきまえないのなら、先任者らのように恥ずべき汚名が与えられること になると警告したことがある。

「特別報告者」が今回、わが国領内に悪性ウイルスを流入させるために汚いビラと物 品を飛ばす反人倫的犯罪行為を犯した人間のクズらとグルになって、あえてわれわれ の制度を非難する妄言を吐いたこと自体、その人間的低劣さと政治的鈍さとともに、 国連が標榜する「人権擁護」看板の二重基準、偏見的性格を赤裸々にさらけ出してい る。

今回「特別報告者」が南の傀儡逆賊一味と結託して反朝鮮「人権」騒動の先頭に立っ ているが、その裏には米国の魔手が深く伸びていることをわれわれははっきりと知っ ている。

先日、米国務省がわれわれの「人権」状況に悪らつな言い掛かりをつけ、南の傀儡逆 賊一味が「北人権国際協力大使」なるものを任命したことに関連して両手を挙げて歓 迎の立場を示したことは、敵対勢力が繰り広げている反朝鮮「人権」騒動がまさに米 国によって考案され操られていることを如実に実証している。

米国と敵対勢力の「人権」策動は、真の人権保障とは何の縁もなく、朝鮮民主主義人 民共和国の尊厳あるイメージに泥を塗り、朝鮮人民の真の権利と利益を抹殺するため の最も政治化された敵対的手段に過ぎない。

人種差別と他民族排外主義、女性暴行、子どもの権利侵害、警察暴力、銃器犯罪をは じめ、あらゆる社会悪と制度的な人権蹂躙行為がはびこる米国が、笑止千万にも「人 権裁判官」の振る舞いをすること自体、欺瞞と偽善、破廉恥と二重基準の極みであ る。

国連は、みずからの名と使命が米国の対朝鮮敵視政策に盗用されていることをこれ以 上放任してはならず、みずからの活動で主権尊重と公正さ、客観性の原則を徹底的に 守るべきである。

制裁と圧力によっても、軍事的威嚇によっても、われわれの前進を阻めなくなった米 国は、窮地に追い込まれたあげく、無用の長物である「人権」カードに手を伸ばして いるが、過去の歴史が示しているように、われわれには絶対に通じなくなっている。

米国が反朝鮮「人権」騒動に執着するほど、われわれを敵視しないという主張の荒唐 無稽さと欺瞞性をみずからさらけ出し、自分らが恐れる災難を促すことになるだけで ある。

国権守護がすなわち、真の人権保護である。

われわれは、制度転覆を狙う米国と追随 勢力の反朝鮮「人権」謀略策動を断じて許さないであろうし、わが人民が生命のよう に見なす社会主義制度と真の人民の権利を徹底的に守っていくであろう。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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