コリアニュース №899(2022.11.8)
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朝鮮外務省スポークスマン「米国は軽挙妄動してはならない」

朝鮮中央通信によると、朝鮮民主主義人民共和国外務省スポークスマンは11月4日に次のような声明を発表した。

(以下全文) われわれは既に、米国がみずからの安保利益を害する重大な事態の発生を願わないなら挑発的な「ビジラント・ストーム」合同航空訓練を直ちに中止すべきだということを明白に警告した。

これは、不安定な現在の軍事停戦体制下で交戦一方を狙った攻撃型の戦争演習が招き得る危険な衝突を予防し、何としても朝鮮半島と地域に安定的な安保環境を醸成しようとする朝鮮の平和愛好的な努力と忍耐の表れである。

懸念される事態の発展に対し、地域内の国々も朝鮮半島情勢が現在の不安定な局面に陥るようになった脈絡と根源を正確に診断し、責任ある当事者が誠意ある実践行動で緊張緩和措置を取ることを重ねて呼びかけている。

しかし、米国は朝鮮と地域内の国々の要求と平和的安定環境維持の自明の理にも背を向け、何らかの挑発を抑止して備えるという口実の下、侵略的な合同航空訓練の強行で応え、われわれの正当な防衛対応措置にかこつけて4日まで予定された訓練期間の延長を決定したのに続き、国連安全保障理事会の会合まで招集する挑発的妄動をくり返している。

極限に達した米国の軍事的対決ヒステリーは、朝鮮半島の範囲を超越して東北アジアの全般的安全環境にも大きな否定的波長を起こしている。

朝鮮外務省は、米国の無責任で無謀な行為を主権国家の安全に対する重大な侵害、朝鮮半島と地域の平和と安定を願う国際社会の念願に対する破廉恥な挑戦と断じ、これを強く糾弾、排撃する。

米国が追従勢力と結託して合同航空訓練「ビジラント・ストーム」を開始した後に行われた朝鮮武力の軍事訓練は、敵対的挑発行為に対する当然の反応であり、行動的警告である。

現在生じた重大な軍事的対峙状況は、明白に米国と南朝鮮がわれわれに対する「圧倒的対応」を云々して史上最大規模の合同航空打撃訓練を始めたことによって生まれた。

米国と南朝鮮の無分別な対決的選択は、敵対的緊張状態を触発させた根源をそのまま維持することで、朝鮮半島と地域で懸念される不安定な気流に乗り続けるという極めて危険な企図であるとしか見られない。

朝鮮半島情勢が今日の域に至ったのは、地域内の同盟勢力を動員して制裁・圧力と軍事的威嚇で朝鮮に一方的な武装解除を強要しようとする米国に絶対的責任がある。

米国は、みずからの常套的な「前提条件のない対話」と「外交を通じた問題解決」の立場が国際社会を欺くための単なる煙幕にすぎず、追求する目的はただ一つ、朝鮮半島の持続的な緊張激化と不安定だけであることを世界にさらけ出した。

持続的な挑発には持続的な対応が伴うものである。

朝鮮は、自国の自主権と安全・利益を侵害しようとする敵対勢力のいかなる企図に対しても絶対に黙過せず、最後まで超強力対応で応えるということを改めて明白に宣言する。

今後、情勢がどのように変わろうと、想像を絶するいかなる事態が発生しようと国家の尊厳と自主権、人民の安全を守るための正義の道からわれわれは絶対に退かないであろう。

米国は軽挙妄動してはならない。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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