朝鮮人民軍総参謀部のスポークスマンは6日、次のように発表した。
(以下全文)
12月6日、朝鮮人民軍東部前線部隊の指摘された砲兵区分隊は、総参謀部の指示に従って敵の前線近接地域での砲撃挑発に対する対応および警告目的の一環で、82発のロケット砲弾を延べ8時間30分にわたり海上に射撃した。
これは、敵の計画された陰険な挑発企図に対するわが軍隊の対応および警告性軍事行動であったという点を明確にする。
敵は、意図的に数十発のロケット砲弾射撃を肉眼監視の可能な前線一帯の射撃場で行い、われわれのやむを得ない対応を誘発させた後、「9・19北南軍事分野合意」に対する「違反」という常套的な詭弁を並べ立て、われわれに責任を転嫁しようとしている。
「9・19北南軍事分野合意」に対する違反を論じるには、敵がこれまで行った合意に違反する行為からまず計算されるべきであろう。
わが軍隊は、敵側が前線近隣地帯で刺激的な軍事行動を直ちに中断することを再度厳重に警告する。
継続する敵の挑発的行動に対し、間違いなくわれわれの軍事的対応は昨日と今日が異なり、今日と明日が異なるように、いっそう攻勢的に変わるであろう。
(了)
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