コリアニュース №915(2023.1.30)
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朝鮮外務省米担当局長談話:米国の自作デマを糾弾

朝鮮民主主義人民共和国外務省のクォン・ジョングン米国担当局長は、29日に次のような談話を発表した。

(以下全文) ウクライナに対する米国の主力戦車供与の決定を糾弾する朝鮮労働党の金与正副部長の談話に関連して27日、米国家安全保障会議(NSC)のスポークスマンはロシアの「残酷な戦争」から自らを守る上で必要なものをウクライナに引き続き提供すると述べた。

 誰それの「挑発」に備えて「拡大抑止力」を提供するという看板の下、朝鮮半島に核攻撃手段を頻繁に引き入ている非論理的で奇形的、強盗さながらの米国式思考の延長であって、荒唐無稽で途方もない詭弁である。

 米国がロシアの正当な安全利益を侵害し、北大西洋条約機構(NATO)の東進をエスカレートさせなければ、こんにちのようなウクライナ事態が起こらなかったであろう。

 国際社会の正当な憂慮と非難を無視して主力戦車のような攻撃用装備をウクライナに何としても送り込もうとする米国の行為は、不安定な国際情勢を持続させようとする反人倫的犯罪行為である。

 米国は今回、またも根拠のない「朝ロ武器取り引き説」を持ち出し、ウクライナに対する自分らの武器提供を正当化しようと愚かに試みた。

 主権国家の合法的な国家防衛の権利を問題視するのも不法で非道な行為であるが、ありもしない事まででっち上げ、われわれのイメージを傷つけようとするのはさらに容認できず、反応必至の重大挑発である。

 この機会に改めて明白に警告する。

 米国は、わが国を相手に自作のデマを流し続け手出しするならば、本当に好ましくない結果に直面することになるということを肝に銘じるべきである。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


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