コリアニュース №985(2024.3.27)
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金輿正副部長が談話発表

朝鮮労働党中央委員会の金與正副部長は26日、次のような談話を発表した。

(以下全文) 日本側は25日午後、内閣官房長官の記者会見で、拉致問題がすでに解決されたとの主張は全く受け入れられないという立場を明白にした。

また、自分らと何の関係もない、いわゆる核・ミサイルといった諸懸案という表現を持ち出して、われわれの正当防衛に属する主権行使に干渉し、それを問題視しようとした。

日本には、歴史を変えて地域の平和と安定を図り、新たな朝日関係の第一歩を踏み出す勇気が全くない。

解決不可能で、また解決することもない克服不可能な問題に執着している日本の態度が、これを物語っている。

最近、数回にわたって周囲の耳目を集めた岸田首相の朝日首脳会談関連の発言は、自分の政治目的にそったものであると見られる。

史上最低水準の支持率を意識している日本の首相の政略的な打算に、朝日関係が利用されてはならない。

「前提条件なしの日朝首脳会談」を要請して先に戸を叩いたのは日本側であり、ただわれわれは日本が過去に縛られず、新しい出発をする姿勢を取っているのなら、歓迎するという立場を明らかにしただけである。

わが政府は、日本の態度を今一度明白に把握したし、したがって結論は、日本側とのいかなる接触にも、交渉も無視し、それを拒否するということである。

朝日首脳会談は、われわれにとって関心事ではない。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

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